近年、全国では毎年のように災害が発生し、住民の生命や財産が損なわれる事象が多数発生しています。銚子市においても、これらは決して他人事ではなく、大規模災害に備える体制を整備する必要があります。市民への防災知識の普及および地域防災力の向上を図り、安心・安全なまちづくりを目指すため、銚子市の補助により資格を取得した防災士のうち、60名が発起人となり、令和6年5月19日(日曜日)に「銚子防災士会」が設立されました。
令和5年
令和6年
防災士とは、「自助」「共助」「協働」を原則として、社会のさまざまな場で防災力を高める活動が期待され、そのための十分な意識と一定の知識、技能を修得したことを日本防災士機構が認証した人です。
防災士資格は民間資格です。防災士資格取得により特定の権利が得られる、もしくは行動が義務づけられるといったことはありません。あくまでも自発的な防災ボランティア活動を行うということです。
詳しくは「認定特定非営利活動法人 日本防災士機構ホームページ」をご覧ください。
自分と家族を守るために、わが家の耐震補強、家具固定、備蓄などを進めます。
それを親戚、友人、知人に広めていくとともに、地域、職場での防災啓発、訓練を実施していきます。
だれかが積極的に声をかけなければ、人は動きません。
防災士は、まず自分が動き、周囲を動かすよう努めていきます。
必要に応じて、防災講演、災害図上訓練、避難所訓練等のリーダー役を果たすとともに、自主防災組織や消防団の活動にも積極的に参加します。
自分が被災したら
その場その場で自分の身を守り、避難誘導、初期消火、救出救助活動等に当たります。東日本大震災や熊本地震においても防災士のリーダシップによって住民の命が助かったり、避難所開設がスムーズに運んだという事例が多数報告されています。
被災地支援
近年の災害では防災士による被災地支援活動が積極的に行われています。具体的には避難や復旧・復興に係るボランティア活動あるいは物資の調達、運搬等各種の支援活動に参加し、時には重機を使ったガレキ処理等専門技術を活かした活動も実施されています。
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