高額療養費

高額療養費制度とは、同じ月内（1日から末日）に医療機関等の窓口で支払った額が（入院時の食事代、差額ベッド代などは含まれません。）が自己負担限度額を超えた場合に、その超えた金額を支給する制度です。

高額療養費の支給対象となる方には、概ね診療月の3か月以降に「高額療養費支給申請のお知らせ」を世帯主へお送りしています。書類が届きましたら、市民課保険年金室（4番窓口）に申請してください。

また、医療機関等で診療を受ける際に限度額適用認定証を提示することで、自己負担額を限度額に抑えることができます。詳しくは限度額適用認定証に関するページをご覧ください。

• 高額療養費支給申請のお知らせ
• 振込先口座がわかるもの（世帯主名義）
• マイナンバーカードまたは通知カード（世帯主及び申請対象者の方のもの）
• 届出人の顔写真付き本人確認書類（マイナンバーカード、運転免許証等）

なお、住民票上、別世帯の方が申請を行う場合は、以下のものが別途必要となります。

• 委任状
• 代理人の顔写真付き本人確認書類（マイナンバーカード、運転免許証等）

「高額療養費の支給申請手続の簡素化」（以下「簡素化」という。）として、一定の要件を満たす世帯に限り、所定の手続を経ることで、申請書を提出いただかなくても、次回以降の高額療養費を登録した口座へ自動的に振り込むことが可能となりました。

簡素化を希望される方は、初回の支給申請時、簡素化に関する同意欄の記入をお願いします。

なお、口座の登録手続には1、2か月程度かかります。届出の受付年月日によっては同意された後でも、次回高額療養費該当時に自動で支給されず、申請書の提出が必要となる場合がありますのでご了承ください。

1. 月の1日から末日まで、暦月ごとの受診について計算します。
2. ふたつ以上の医療機関にかかった場合は、別々に計算します。
3. 同じ医療機関にかかった場合でも、外来と入院は別々に計算します。また、歯科も別計算です。
4. 入院時の食事代や差額ベッド代など保険適用外のものは、支給の対象に含みません。
5. 医療機関等に支払った同一月の自己負担額（保険外診療の費用や入院中の食事代等を除く。）が21,000円以上のものを合算し、高額療養費を計算します。

1. 月の1日から末日まで、暦月ごとの受診について計算します。
2. 外来はまず個人ごとでまとめ、限度額を適用します。その後、外来と入院を世帯ごとにまとめ、その限度額を適用します。
3. 入院時の食事代や差額ベッド代など保険適用外のものは、支給の対象に含みません。
4. 医療機関、医科・歯科の区別なく計算します。
5. 医療費の自己負担額（保険外診療の費用や入院中の食事代等を除く。）に関係なく、すべて合算し、高額療養費を計算します。