現在地
HOME > お知らせ > 進んで働く姿、つながる伝統と誇り~高学年の姿を下級生が受け継いで~

 1学年のおたより「きょうもいっしょにわくわくドキドキ」から抜粋します。

 「最近『すごいな』と思って、見ていることがあります。それは朝のボランティアの落ち葉掃除です。

 正門から入った駐車場や植え込みの落ち葉を、いつもは6年生が中心となって掃除してくれています。そこに、いつの間にか5年生の数が増えてきて、4年生の姿も見かけるようになりました。また、音楽会や体育大会の朝は5年生や6年生がいなかったので、3年生や4年生が落ち葉掃除を当然のようにやっていました。子供たちの姿を見ていると、『やらされてやっている』という感じではなく、『高学年の代わりに働けることが嬉しい』『きれいになるのが気持ちいい』という爽やかな働きぶりでした。2年生も毎朝、中庭の掃除を進んで行っています。

 そのことを1年生の子供たちに伝えると『ぼくたちもやりたい』と言って、C棟昇降口前の落ち葉を拾い始めました。朝と1時間目の休み時間でゴミ袋4袋も集めていました。

 高学年の進んで働く姿が、良い伝統となって下級生に受け継がれていることが伝わってきました。そして、この伝統は、今だけでなく、未来にもつながっていくのだなあと思うと、改めて『明神小はすてきな学校だな』『すてきな子供たちだな』『一緒に学べて幸せだな』と誇りに思います。

 上級生と下級生、友達同士、子供たちと教師、どの関係の中でも、言葉に出さなくても、一緒に感じ合える気持ちよさが、子供たちをますますやる気にしているのだと思います。」

 いよいよ今日から3学期がスタートをしました。3学期が終わる頃までに、「どんな自分になっているだろう」「今のクラスは、どんなクラスになっているのだろう」「この明神小は、どんな学校になっているだろう」と考え、そのイメージに向かって動き始めてみてほしいと思います。

 そして、その行動の中で輝く「一人一人のよさ」や「それぞれのクラスのよさ」が繋がり合い、子供たちも教師も一緒になって、伝統をさらに磨き、創りあげていく中で、自分たちや明神小に誇りをもって生活していってほしいと思います。