平成21年8月から平成29年3月までの約8年間にわたって、NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)と東京電力株式会社(現在の東京電力ホールディングス株式会社)の共同事業により、銚子市の沖合約3キロメートル地点において、沖合で国内初となる洋上風力発電設備の実証研究が行われました。
この実証研究では、洋上における風況(風の状況)や塩害に対する風車の耐久性の確認のほか、地震や台風といった日本の厳しい自然環境に対する安全性、環境への影響などの検証が行われました。
また、同時に、銚子沖は風況が良好であることや遠浅の地形が続くことなど、着床式洋上風力発電に対するポテンシャルが非常に高いことも判明しました。
なお、発電設備については、実証研究終了後撤去される予定でしたが、漁業者などの先行利用者との協議を経て、運転を継続することとなり、平成31年1月1日から東京電力リニューアブルパワー株式会社による商業運転が行われています。
実証研究の詳細は次のページをご覧ください。
平成21年8月から平成25年1月:風車の開発・建設
平成25年1月から平成29年3月:実証運転・研究