市内でキツネの目撃情報が寄せられています。
キツネはエキノコックス症の感染源でもありますので、注意してください。
エキノコックスという寄生虫が人の臓器(主に肝臓)に寄生して肝障害を起こし、悪化すると命にかかわることもある病気です。数年から十数年の潜伏期間を経て、上腹部の不快感や膨満感が出現し、しだいに肝機能障害に伴う疲れやすさや黄疸等の症状が現れます。
人から人へ感染することはありませんが、キツネの糞や体毛に付着したエキノコックス寄生虫の卵が人の口から体内に入ることで感染します。
キツネは、「鳥獣保護法」により野生動物として保護の対象となっており、原則駆除はできません。キツネを見かけたときには寄せ付けない対策の実施をお願いします。