たばこには、発がん物質や発がん促進物質が含まれており、肺がんをはじめ、喉頭がん、食道がん等のがんや、心臓病、脳卒中、歯周病等の生活習慣病の発症の危険因子となっています。また、妊婦にとっては、たばこは、低出生体重児や流産、早産を起こす危険因子でもあります。
さらに、喫煙者本人だけでなく、周囲の人々も受動喫煙(注意1)により、肺がんや心筋梗塞、肺気腫等の呼吸器疾患、乳幼児突然死症候群(SIDS)(注意2)等を引き起こすことが指摘されています。
こうしたことから、市では、喫煙(受動喫煙を含む)による健康被害やCOPD(注意3)についての正しい知識や理解を深めるための普及啓発を行います。また、関係機関と連携し、若い世代からの喫煙が及ぼす健康被害について健康教育や受動喫煙防止のための取り組みを推進します。
(注意1)受動喫煙とは、室内又は室内と同じような環境で、他人のたばこの煙を自分の意志とは関係なく吸い込んでしまうことです。
(注意2)乳幼児突然死症候群(SIDS)とは、元気に育っていた乳幼児が眠っている間に原因不明で突然死亡する病気です。
(注意3)COPD(慢性閉塞性肺疾患)とは、咳や痰、息切れが主な症状で、「慢性気管支炎」と「肺気腫」のどちらか、または両方によって肺への空気の流れが悪くなる病気です。
以下の「喫煙が及ぼす健康影響等の知識を正しく身につけましょう」もご覧ください。
「銚子健康プラン(健康増進計画・食育推進計画・自殺対策計画)より抜粋しています。
厚生労働省から、平成30年7月25日付けで通知がありましたのでお知らせします。
なお、学校や児童福祉施設、病院等の受動喫煙による健康への影響が大きい方(子どもや20歳未満の方、体調不良の方等)が多く利用する施設については、原則敷地内禁煙(屋外で受動喫煙を防止するために必要な措置がとられた場所に、喫煙場所を設置することができる。)と規定されていますので、次のファイルをご確認のうえ、必要なご対応をお願いします。
また、受動喫煙対策として喫煙室の設置等を行う場合、その費用の2分の1(上限200万円)について国(厚生労働省)から補助が受けられます。
厚生労働省ホームページ「受動喫煙防止対策助成金」のページをご覧ください。
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