近年、病気や生活苦に加えて、精神疾患や人間関係の悩み、過労やいじめ等、様々な問題が重なって、人々が自殺に追い込まれていく状況が深刻化しています。
わが国における年間の自殺者数・自殺死亡率は減少傾向にあり、平成30年は2万840人で昭和56年以来37年ぶりに2万1,000人を下回りました。しかし、依然として、2万人を超えており、深刻な事態が続いています。また、銚子市における自殺者数・自殺死亡率は、全国、千葉県を下回り、平成24年以降減少傾向にありますが、厳しい状況に変わりありません。
市では、市民一人ひとりの気づきと見守りを促し、「誰も自殺に追い込まれることのない地域づくり」をめざして、自殺対策を推進します。
以下の「銚子市における自殺をめぐる状況」は、銚子健康プラン(健康増進計画・食育推進計画・自殺対策計画)より抜粋しています。
市では、市民一人ひとりが健康づくりや疾病予防を積極的に取り組み、生涯を通じて心身ともに健康で明るくいきいきとした生活ができるようにするため、銚子市の実情にあった健康づくり、食育及び自殺対策を推進していく計画である「銚子健康プラン(健康増進計画・食育推進計画・自殺対策計画)」を策定しました。(平成30年2月)
くわしくは「銚子健康プラン(健康増進計画・食育推進計画・自殺対策計画)」のページをご覧ください。
私たちは、日々いろいろな悩みを抱えて暮らしています。悩んでいる人に気づき、声をかけ、話を聞いて、必要な支援につなげ、見守る役割を「ゲートキーパー」と呼びます。私たちは誰でも「ゲートキーパー」の役割を担っています。
家族や友人、同僚等、周りの人のちょっとした変化(「いつもと様子が違う」、「最近、表情が暗い」等)に気づくこと、本人の気持ちを尊重しゆっくり話を聴くこと、早めに専門家に相談するよう促すこと、温かく寄り添いながらじっくりと見守ること、それが「ゲートキーパー」の役割です。
自殺者の多くは、様々なストレス要因が複雑に絡みあう状況の中で心理的に追い詰められ、うつ病等の精神疾患にかかり、その結果、病的状態の中で自殺以外の選択肢が考えられない状況に陥り、自殺に至ると言われています。
こころの健康に関心のある人は多くても、こころの病気となると自分とは関係ないと思ってしまうことも少なくありません。こころの病気について、正しい理解を深めましょう。
思春期のこころの健康対策として、リーフレット「思春期のこころ」を作成しました。(平成28年2月)
9月10日から16日は、自殺予防週間です。
国では、自殺総合対策大綱(平成19年6月閣議決定)において、9月10日の世界自殺予防デーにちなんで、毎年、9月10日から16日までの1週間を「自殺予防週間」と設定しています。
詳しくは、厚生労働省ホームページ「広報の取り組み いのち支える自殺対策」をご覧ください。
3月1日から31日は、自殺対策強化月間です。
国では、自殺総合対策大綱において、例年、月別自殺者数の最も多い3月を「自殺対策強化月間」と定めています。
詳しくは、厚生労働省ホームページ「広報の取り組み いのち支える自殺対策」をご覧ください。
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