生活習慣病はバランスのよい食生活と適度な運動習慣の実践により予防可能です。
ご自身の健康状態を特定健診で毎年確認し、生活習慣の改善が必要な方は特定保健指導を受けましょう。
特定健診とは、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)に着目した健診のことで、以下の項目を実施します。
健診項目 | 内容 |
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問診・診察 | 服薬歴、喫煙歴、自覚症状、医師による診察 |
身体計測 | 身長、体重、BMI、腹囲(腹囲のみ40歳から74歳) |
尿検査 | 尿糖、尿蛋白 |
血圧測定 | 血圧測定 |
血液検査 | 肝機能検査(GOT、GPT、γ-GTP) 血中脂質検査(中性脂肪、HDLコレステロール、LDLコレステロール) 血糖検査(ヘモグロビンA1c) 腎機能検査(クレアチニン、eGFR) |
一定の基準のもと、医師が必要と判断した場合に実施します。
「令和7年4月1日時点」かつ「受診日時点」で次のいずれかに該当し、令和7年4月1日から令和8年3月31日まで継続して加入している方
対象となる方に、市から受診案内と受診票が届きます。
健診は、保健福祉センターで行う集団健診と市内医療機関で行う個別健診がありますので、どちらか選び、健診の予約をしましょう。
日程 |
7月7日(月曜日)、7月8日(火曜日) 7月10日(木曜日)、7月11日(金曜日) 7月13日(日曜日)、7月14日(月曜日) 8月28日(木曜日)から8月31日(日曜日) |
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受診方法 | 予約が必要です。健康づくり課へ連絡し、申込みをしてください。または、Webからの予約も可能です(注意)。 |
費用 | 無料 |
(注意)24時間好きな時間に予約の手続きができる、「銚子市がん検診・特定健診等Web予約システム」を是非ご利用ください。
予約システムは、以下のQRコードまたはリンクからアクセスし、予約をお取りください。
日程 | 5月1日(木曜日)から11月30日(日曜日)。 ただし、医療機関の診察日に準ずる。 |
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受診方法 | 市内の委託医療機関(20か所)に直接予約してください。 |
費用 | 無料 |
特定健診の結果から、生活習慣病の発症リスクが高く、生活習慣の改善による生活習慣病の予防効果が多く期待できる方に対して、特定保健指導をご案内します。
保健師や管理栄養士といった専門職と一緒に、メタボリックシンドロームから脱出するための生活習慣の改善を個別相談で一緒に考えていきましょう。
ウエスト周囲径(おへその高さの腹囲)が男性85センチメートル・女性90センチメートル以上で、かつ血圧・血糖・脂質の3つのうち2つ以上が基準値から外れると、「メタボリックシンドローム」と診断されます。
男性85センチメートル以上、女性90センチメートル以上
上記に加えて、次の3項目のうち2つ以上が該当
糖尿病患者数は、生活習慣と社会環境の変化に伴って急激に増加しています。初期にはほとんど自覚症状がなく、そのまま放置すると、命にかかわる病気を引き起こしやすく、また、生活に大きな支障をきたす合併症を引き起こすこともあります。
糖尿病を正しく知り、早い段階から予防を心がけましょう。
糖尿病は、血液中のブドウ糖(血糖)が正常よりも多くなる病気です。膵臓で作られるインスリン(血糖を下げるホルモン)が不足したり、効かなくなったりすることで引き起こされます。
血糖は、血液中から細胞に入るとエネルギー源として利用されますが、血液中に高いままとどまると、血管を破壊し動脈硬化を引き起こしやすくなります。特に脳や心臓の血管が影響を受けやすく、脳卒中や心筋梗塞にもつながりやすいといわれています。
糖尿病の三大合併症として、神経症(手足の切断のリスク)、網膜症(失明のリスク)、腎症(透析のリスク)があり、それぞれの症状が進行すると日常生活にも大きな支障をきたすことになります。
医療費の面からみても、人工透析を実施するためには、1人当たり年間約500万円かかるといわれています。
症状が出た時には、糖尿病が進行してしまっていることが多いので、年に1度は健康診査を受診し、自分の健康状態を確認しましょう。
銚子市国民健康保険加入者および後期高齢者医療保険制度加入者へ、年1回特定健診の受診票を送付しています。治療中の人もご利用いただけます。
なお、国民健康保険および後期高齢者医療制度加入者でない人は、ご自身の加入している保険者に確認をしてください。
国立国際医療研究センターが構築した「糖尿病リスク予測ツール 第3版」でご自身の糖尿病を発症する確率を確認することができます。
このシステムは、糖尿病と診断されたことのない30歳から64歳の人を対象としています。
健診結果や生活習慣について入力すると、その条件をもとに3年以内の糖尿病の発症リスクを予測できます。
糖尿病を予防するために効果的なことは、バランスの取れた「食事」と適度な「運動」の組み合わせです。
市では、個々の状態に合わせた専門職によるアドバイスも実施しています。ぜひご活用ください。
銚子市国民健康保険加入者で、糖尿病性腎症のリスクが高い人を対象に、保健師や管理栄養士などがかかりつけ医と連携しながら、病気の予防や生活習慣改善のための保健指導を行います。
期間は概ね3か月間のプログラムです。(対象の人には、通知等でご案内します。)
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