(注意)記載してある開花時期は気候などによって前後する場合があります。
砂浜は強い風で砂が飛ばされやすい。そこに生える植物は砂中に深く根を下ろしたり、地下茎を長くはわせたりして、砂の移動に耐えています。銚子では自然のままの砂浜が少なくなりましたが、君ケ浜で砂浜の植物を見ることができます。
手前はコウボウムギ、奥はネコノシタの群落。
開花時期:4月から8月
砂の移動の激しい浜に生える。地下茎がよく発達。
開花時期:7月から9月
枝が長く、砂の上をはう。
夏に花が咲き、冬は葉が落ちる。
果実は独特の香りがする。
開花時期:3月から7月
ダイコンに似た花が咲く。根は太くならない。
開花時期:7月から8月
茎や葉に細かい毛が密生。
銚子ではごく少ない。
開花時期:3月から5月
砂の移動の少ないところに生える。
開花時期:8月から12月
北方系の種類。
花の形から海蘭の意味か。
生育は少ない。
開花時期:3月から4月
球果:5月から8月
枝が低くよく茂って砂地をおおう針葉樹。
葉の先は鋭い。
開花時期:5月から6月
全国的に広く分布する。
夢二は、明治の終わりからしばらく銚子に滞在した。
後に発表された「宵待草」の詩は、そのときの印象が下地になったと思われる。
「宵待草」には夕方浜辺に開くオオマツヨイグサがふさわしいが、近年はコマツヨイグサやメマツヨイグサの方が多い。
画像は、順に「竹久夢二の碑」、「オオマツヨイグサ」「コマツヨイグサ」。