市では、東日本大震災における原子力発電所の事故発生後、放射能の影響を受けやすい子どもたちに安全・安心な給食を提供するため、市立小・中学校で提供している給食食材の放射性物資検査を実施してきました。
検査開始の平成24年1月からこれまで12年間、全て不検出(検査限界値未満)であることや、給食用の食材は市場に流通している食材を使用しており、食品衛生法の規定により安全性が確保されていると考えられることから、給食の放射性物質検査は令和5年10月の検査をもって終了します。
なお、これまでの給食の放射性物質検査の測定検査の結果は次のとおりです。
市では、次のとおり学校給食用食材の放射性物質検査を実施しました。
この検査は、千葉県による学校給食用食材放射性物質検査事業に基づき、献立を予定している調理前の食材単品を粉砕、攪拌(かくはん)した後に検査するものです。
〇測定結果の「不検出」とは、検出限界(検出できる最小量)を超えないことを意味します。
〇測定結果のカッコ内の数値は、測定機器の検出下限値です。その時の条件(測る検体の重さや温度、時間などの要素)によって測定することができた検出限界値(検出できた最小の値)のことで、個々の検体および測定ごとに変わります。
献立を予定している調理前の食材単品の可食部を細かく刻み、容器(630ミリリットル)に
入れて検査場に持参し、Nal(Tl)シンチレーションスペクトロメータより検査しました。
千葉県北総教育事務所