市では、東日本大震災における原子力発電所の事故発生以来、放射能の影響を受けやすい子どもたちに安心・安全な給食を提供するため、市立小・中学校に提供している給食の放射能検査を実施してきました。検査開始の平成24年1月からこれまで12年間、全て不検出(検査限界値未満)であることや、給食用の食材は市場に流通している食材を使用しており、食品衛生法の規定により安全性が確保されていると考えられることから、給食の放射能検査は令和6年3月の検査をもって終了します。
なお、これまでの給食の放射能検査の測定結果は次のとおりです。
市では、次のとおり学校給食(小・中学校、幼稚園)の放射能検査を実施しました。この検査は、実際に児童などに提供した調理済みの給食1食を丸ごと粉砕、攪拌(かくはん)した後に検査機器にかけるもので、1食で摂取する放射能物質の量が正確にわかるというものです。
完成した給食1食分をゲルマニウム半導体検出器を用いたガンマ線スペクトロメトリーによる
核種分析(精密測定)しました。
株式会社江東微生物研究所東関東支所
食品分析センターつくば分室
オルテック社製Ge半導体検出器(GEM20P4-70)