狂犬病は、狂犬病ウイルスを保有する哺乳類から咬まれたり、ひっかかれたりした傷などから発症する人獣共通感染症で、発症後はほぼ100%死に至る病気であり、日本での狂犬病は昭和32年以降発生しておりませんが、世界保健機構(WHO)によれば、全世界で毎年3万5千人から5万人が死亡しているとの報告があります。
このため、国は狂犬病予防法において、犬の所有者に年1回の予防接種を義務付け、狂犬病の発生予防、まん延防止及び撲滅により、公衆衛生の向上及び公共の福祉の増進を推進しています。
銚子市においても狂犬病予防集合注射を実施し狂犬病の予防に努めてきたところですが、屋外接種における獣医師の安全確保や衛生問題などの課題があること、また、市内動物病院の診療体制も充実していることから、銚子市主催による狂犬病予防集合注射会場を変更することとしました。
柴崎町海上八幡宮 | 銚子市市民センター |
銚子市体育館 | 豊里台緑が丘公園 |
銚子市内の6動物病院では、狂犬病予防注射の接種と狂犬病予防注射済票の交付手続きが同時に行えます。
できるだけかかりつけの動物病院を決めて、狂犬病予防注射をはじめ定期的な健康診断や予防注射などについて相談しましょう。