9月議会の開会にあたり、ごあいさつを申し上げます。
はじめに、7月に発生した熊本地震、8月の千葉豪雨により、お亡くなりになられた方々に哀悼の意を表しますとともに、被災された皆様にお見舞いを申し上げます。一日も早い復旧・復興と、平穏な暮らしが回復されることをお祈り申し上げます。
熊本地震・千葉豪雨の義援金募金箱を市役所1階ロビーなどに設置しましたので、市民の皆様のご支援・ご協力をお願い申し上げます。
8月13日夕方から14日未明にかけての千葉豪雨は、千葉県内で線状降水帯が相次いで発生し、記録的な大雨となりました。これまでに13人が亡くなり、1人が行方不明となっています。住宅被害は4500棟余り、車の水没被害は 2700台にのぼっています。
千葉豪雨被災地支援のため、8月24日から豪雨による住家被害の多かった千葉市への職員派遣を開始しました。住家・住宅の被害認定、罹災証明書の発行業務に従事するため、9月1日までの間に6名の職員を派遣する予定です。
小畑新町の特定市営住宅2戸を被災者へ無償提供することをお知らせし、野尻町の東総地区クリーンセンターでは災害廃棄物の受け入れを行ないます。今後も、銚子市を挙げて被災自治体の支援に取り組んでまいります。
線状降水帯が発生した千葉豪雨により、千葉市では367ミリの24時間降水量が観測され、かつて経験したことのない浸水被害に見舞われました。特に車の水没被害は甚大で、死者13人のうち4人は乗用車内で亡くなったと見られています。豪雨時の車の利用方法や水没した車からの脱出方法などを周知し、対策を強化していかなければなりません。
銚子市では千葉豪雨の被害は軽微でしたが、6月27日の台風第7号と第8号のダブル台風の接近により、6月の観測史上1位となる24時間降水量 232.5ミリを記録しました。短時間に極めて強い雨が降り続き、市内各地で道路冠水、土砂崩れ、路肩崩壊の被害が発生しました。
本城町の八幡川の護岸が崩壊し、現在も安全確保のため、通行止めとしています。発災直後から関係機関と連携し、被害状況の把握と応急対応、危険箇所の安全確保に全力で取り組んできました。引き続き、早期復旧に向けて取り組み、河川・道路の点検と対策を進めてまいります。
8月21日、東京電力リニューアブルパワー株式会社から提出されました(仮称)銚子市沖洋上風力発電事業の計画段階環境配慮書について、縦覧が開始されました。同配慮書では、「事業の概要」として、銚子市の沖合に1万5000から2万kW級の着床式風車21基から27基を設置し、最大出力は42万kW、基礎工事は2031年度以降の着工予定、運転開始は2032年度以降の予定であることが記されています。一方で「詳細を検討中であり、変更する場合がある」とされています。
銚子市沖の洋上風力発電については、昨年8月の三菱商事グループの撤退発表を受けて、国において再公募の検討が進められています。経済産業省は今年6月、「一般海域における占用公募制度の運用指針」を改訂し、事業の実現性を高く評価するなどの変更が行われました。今後、銚子市沖の「公募占用指針」が策定され、再公募が行なわれる見通しです。
今回の配慮書の提出は、銚子市沖の再公募・入札への参加表明ではありませんが、開発の可能性が高まることに期待を寄せ、国から示される公募スケジュールや銚子市沖の「公募占用指針」の情報を注視してまいります。
8月3日、神栖市の木内敏之市長とともに、国土交通省・財務省に出向き、利根川河口域における治水対策、津波・高潮対策について、国土交通省の上田英俊(うえだ・えいしゅん)大臣政務官はじめ関係部局長と面談し、要望書を提出しました。近年の地球温暖化の影響に伴う警報級の大雨や豪雨、津波や高潮に備えるため、堤防の整備促進・早期完成を強く要望しました。
令和元年台風第19号では、銚子市内で床上浸水25棟、床下浸水69棟の被害が発生しました。対岸の神栖市においても、多数の床上・床下浸水が発生していることから、神栖市と連携し、毎年、要望活動を行っています。
7月30日、東京都の商工会館で、全国水産都市三団体連絡協議会の定期総会が開催されました。水産業を取り巻く厳しい現状を踏まえた要望書を取りまとめ、国の関係省庁に提出しました。
「漁港の強靭化の推進」「水産加工業への支援」「燃料価格・資機材の価格高騰及び供給不安定化に対する経営安定対策」「海洋環境変化への対応」を中心に対策強化を求めました。
7月31日、有識者や各種団体代表者による「第1回銚子市庁舎等公共施設整備基本構想検討委員会」を開催しました。耐震性が不足している市役所庁舎、青少年文化会館のホール機能、公正図書館などの老朽化した公共施設の複合化などの整備方針を示す「基本構想」の策定に向けた検討を進めています。
特に市役所庁舎は、平時の行政サービスの拠点であり、災害時には災害対策本部が設置され、市民の命と暮らしを守るための司令塔となります。耐震性の確保は急務であります。
検討委員会において議論いただくとともに、市民ワークショップなどで意見を伺いながら、必要機能の整理、施設規模や配置、整備手法、概算事業費、財源の見通しについて、総合的に検討を重ね、「基本構想」を組み立ててまいります。
7月31日、総務省が発表した令和7年度のふるさと納税受入額ランキングで、本市が全国で18位、関東で2位、千葉県では1位となりました。
全国の皆様から温かいご支援をお寄せいただいたことに心より御礼申し上げます。また、魅力ある返礼品の提供にご尽力いただいている市内事業者の皆様、関係団体の皆様に対しまして、深く感謝申し上げます。
銚子の海と大地の恵み、魅力あふれる地場産品・特産品が、全国からの寄付につながりました。
いただいたご寄付は、子育て・教育・福祉・防災・産業振興など、地域づくりに役立ててまいります。
夏の風物詩である銚子みなとまつりは、8月8日に花火大会、9日にみこしパレードを開催しました。花火大会には7万人の方が訪れ、8千発の花火が利根河畔を彩りました。翌日のみこしパレードは、暑い日差しが降り注ぐ中、44団体の担ぎ手による大人神輿7基、子ども神輿4基の力強い勇壮な神輿渡御が、2万人の観客を魅了しました。
銚子商工会議所をはじめ、ご尽力・ご協賛をいただきましたすべての関係者の皆様に心より感謝を申し上げます。
今議会には、22議案を提案させていただきます。
慎重審議をお願いし、あいさつとします。
