これまで「市長への手紙」(市政提案箱、市政提案メール)に寄せられたご意見、ご提言とその回答についてご紹介します。
(注釈)「市政提案箱」は市役所庁舎1階エレベーター前に設置してある意見回収箱です。
以前、千葉県立美術館が移動美術館を開催できる場所を募集しており、その際、市民センターでの移動美術館開催を提案しました。市からの回答は調整してみるとのことでしたが、開催されないまま10年以上が経過しました。
今回、改めて市民センターでの県移動美術館の開催を提案したいと思います。
企画としては、「黒田清輝の銚子訪問とその日記」、「浅井忠の作品とその弟子たち」、「フランス絵画や浮世絵の展示」などどうでしょうか。
ぜひ、市民センターで県の移動美術館を開催してほしいです。
県移動美術館の開催については、開催場所として可能性の高い市民センターが災害時の避難所に指定されているため台風シーズンを避けなければならず十分な開催期間を確保することが難しいことや、開催期間中の保安警備体制の確立や事業周知のための経費を伴うため予算の確保が必要になるなど、現時点での開催は難しい状況にあります。
文化・芸術は人間性を豊かにするだけでなく地域コミュニティの活性化などに大変重要なものであると認識しており、今後もさまざまな機会に文化・芸術イベントを企画・実施していけるよう引き続き努力してまいります。
県立銚子高等学校のそばにある五円玉池(馬場の池)ですが、草が生い茂り池の水すら見えない状態です。昔よく釣りに行っていたころのような綺麗な姿がまた見てみたいです。
何かのテレビ番組とかにお願いしたりして綺麗にできないでしょうか?
五円玉池(馬場の池)は、長年にわたり農業用ため池として利用されておりましたが、近年の宅地化に伴い、周辺地域の水田はなくなっています。このため、現在は農業用ため池としては利用(取水)されておりません。
ご指摘いただいたように、池の水も見えない状態となっており、その原因としては、長年の間に流入した土砂や落葉が池に堆積し、貯水量の低下による水質の悪化が挙げられます。
市といたしましては、池をきれいに改善するため、まずは堆積した土砂の撤去が必要であると考えており、現在、浚渫工事の検討をしているところです。
今回、テレビ番組を通じた池整備のアイディアを頂きましたが、まずは市として対応することを考えています。今後も、地域のみなさまと協力しながら、施設の適正管理に努めてまいります。ご理解ご協力をお願いします。
毎年、銚子電鉄の応援のため銚子に来ているのですが、犬吠埼灯台に行く途中のテラステラス前の歩道へ多くの車両が乗り上げ駐車されてしまっています。車いすも全く通れません。来年も銚子に来たときは改善されていることを望みます。
ご指摘のとおり、犬吠埼灯台周辺の路上駐車については、観光客の皆様の安全面に配慮が必要な状況にあると認識しています。
本市では、これまでも警察や県などと道路規制について協議を行ってまいりましたが、当該箇所が生活道路であるという性質上、恒久的な道路の封鎖や全面的な通行止めは難しいのが現状で、抜本的な改善には至っておりません。(なお、初日の出の際には、安全確保のため全面通行止めを実施しています。)
観光客の皆様が快適かつ安全・安心に観光を楽しんでいただけるよう、今後は関係各者との連携をさらに強化し、駐車場の確保も含め、引き続き改善に向けた働きかけを行っていきたいと思います。
