これまで「市長への手紙」(市政提案箱、市政提案メール)に寄せられたご意見、ご提言とその回答についてご紹介します。
(注釈)「市政提案箱」は市役所庁舎1階エレベーター前に設置してある意見回収箱です。
昨年、銚子に移住してまいりました。現在行われている名洗港の整備工事についてお伺いしたいのですが、工事はいつころまで続く予定でしょうか。現場の看板に記載されている工期がたびたび延長されており、少し気になっています。
銚子の海は本当に美しく、私の友人たちもよく訪れてくれますが、皆口をそろえて「港の工事現場だけが残念」と話します。せっかくの素晴らしい景観ですので、将来的には観光客の方々も楽しめるような公園などを整備されることを期待しています。
名洗港は、洋上風力発電の建設補助、維持管理のための拠点港湾として長期的な活用が予定されていることから、港湾管理者である千葉県において「名洗港港湾計画」が改訂されました。
港湾計画には、緑地の整備など、自然景観と風車景観が調和した名洗港の一体的な港湾景観の創出が方針として掲げられています。
現在、令和5年度から9年度までの5年間で防波堤整備や岸壁補修など、港湾機能の強化を図るための工事を進めています。
なお、8月27日に銚子市沖洋上風力発電の選定事業者より、事業撤退の発表がありましたが、千葉県知事から「県内の他の海域での洋上風力発電事業の議論も進んでおり、港湾整備を進めていく必要がある」との発言があり、今後も名洗港の整備は進むものと思われます。
市土木室の職員4名による情報漏洩の件について、市職員としての立場を考えると、極めて重大な問題だと感じています。このような事案が発生した以上、市の長としてどのように責任をお考えなのか、お伺いしたいと思います。
令和7年9月25日、銚子市職員4名が官製談合防止法違反および公契約関係競売入札妨害罪の容疑で書類送検されました。
法令を遵守すべき立場にある市職員が書類送検されたことは、市民の皆様の信頼を裏切るものです。市民・関係者の皆様に心からお詫び申しあげます。
今後は、検察による捜査状況を踏まえながら、事実関係を確認の上、厳正に対処してまいります。
市長としての責任の取り方は、このような不祥事を繰り返さないための対策を講じることにあると考えます。
有識者による第三者委員会を立ち上げ、徹底的に原因を究明してまいります。入札制度見直しや倫理規程整備などの再発防止策に取り組んでまいります。職員研修を強化し、コンプライアンス遵守を徹底してまいります。
