これまで「市長への手紙」(市政提案箱、市政提案メール)に寄せられたご意見、ご提言とその回答についてご紹介します。
(注釈)「市政提案箱」は市役所庁舎1階エレベーター前に設置してある意見回収箱です。
漁業の後継者不足や高齢化に対応するため、海面と内水面の漁業協同組合が連携し、人材の相互乗り入れなどで個々の収入を増やすことが重要で、新規参入者誘致育成ビジネスであれば漁業の持続化にも貢献できる。新規参入者には、初期投資を抑えるために区分貸し可能な養殖施設の提供が有効であり、漁協がその管理運営を行うことで安定収入の確保にもつながる。また、高齢漁業者は現場から退いて管理や技術伝承に関与し、若手の定着を支える体制が必要である。組合内での組織再編や新たな法人設立、新規参入者による労働者協同組合の活用も視野に入れ、漁業の持続的な発展を図ることを提案したい。
このたびは、漁協の持続化に関するご意見をいただき、ありがとうございます。
本市だけではなく、日本の水産業が抱える問題は多岐に及んでいます。特に、漁業従事者の高齢化や後継者不足、人材不足は深刻化しています。
ご提案いただきましたご意見につきましては、海面、内水面の連携や海面・陸上養殖施設の賃貸・管理運営などの事業モデルや、漁業の新規参入者の定着から高齢化漁業者の労働環境などの問題まで多岐にわたるものであり、新たな雇用の創出にとどまらず地域の活性化にも期待できるものと思慮します。
今回ご提案いただいたご意見につきましては、参考といたしまして漁業協同組合など関係先へ情報共有させていただきたいと考えます。ご提案いただきありがとうございました。
