これまで「市長への手紙」(市政提案箱、市政提案メール)に寄せられたご意見、ご提言とその回答についてご紹介します。
(注釈)「市政提案箱」は市役所庁舎1階エレベーター前に設置してある意見回収箱です。
豊里地区の緑が丘公園に大きな総合遊具がほしいです。子どもも多いので、桜井町公園などの整備もしていただきたいです。(トイレ等)
また、豊里ニュータウンにスーパーやドラックストアなどの商業施設の集合エリアを作ってほしいです。東庄町や旭市に通勤している人、住んでいる人も利用できるような場所に検討していただきたいです。
このたびは、緑が丘公園、桜井町公園に関するご意見と、豊里地域への商業集積エリア設定に関するご提案をいただき、ありがとうございます。
豊里台緑が丘公園の整備については、自治会からの要望をうけ「豊里住宅団地公共施設整備等基金」を活用して、令和5年度に公園内へ四阿(あずまや)や手摺りを設置したところです。大型の総合遊具の設置についても今後、検討してまいります。
また桜井町公園については、平成26年度にアスレチック遊具などを含めた遊具を整備したところです。来年度に実施予定の利根川の堤防工事に伴い、市の方で公園内の駐車場の再整備等を予定していますが、既設の遊具やトイレについては、現段階では新しく整備する予定はありません。しかしながら、公園内の遊具や施設の老朽化もありますので、今後、検討してまいります。
続いて、豊里地域への商業集積エリアに関するご提案について、お答えします。
スーパーやドラッグストアは、生活に必要な3要素である衣食住の一つ、食の要素に関わるものであり、人が生活するうえで大切なものであると思います。
しかし、市内で比較的人口が集積している市の中央から東部にあったスーパーであっても、撤退などが起きています。自動車での移動により商圏が広がり、人口も減少する中で、採算性を考えると、市内での新たなスーパーの出店は現実的に難しい側面があると考えています。
また、銚子市内の西部地域は農業が盛んなところでもあり、スーパーなどの比較的規模の大きな施設が出店するための用地候補も少ないのが現状です。
スーパーの誘致といった手法に限らずに、公共交通ネットワークの形成や移動販売、インターネット販売の利用促進など、市民の買い物を支える手段を引き続き検討していきます。