これまで「市長への手紙」(市政提案箱、市政提案メール)に寄せられたご意見、ご提言とその回答についてご紹介します。
(注釈)「市政提案箱」は市役所庁舎1階エレベーター前に設置してある意見回収箱です。
今度、旭市から銚子市に引っ越す予定なのですが、旭市は子育て世帯への手当がしっかりしています。第2子以上の出産祝い金、オムツ券、第3子以上の保育料無料など助けられました。銚子市は人口も減り、子育て世帯は神栖市や旭市に流れています。原因は、子育て世帯への手当の少なさや、年配の方が多く若い世代への負担が大きいことだと思います。近隣の市と変わらない手当の拡充を希望します。気候など地盤の固さなど住みやすい面はたくさんあります。地方移住を増やすためにも、ぜひ子育て世帯や若者への手当をしっかりしてほしいと思います。
このたびは、子育て世帯への手当などの充実に関するご意見をいただき、ありがとうございます。
現在、本市は人口減少、少子化が進んでおり、この対策として各種子育て支援策を行っていくことが重要だと考えています。このため、これまで子ども医療費助成の高校生年齢までの拡大、所得制限の撤廃や、放課後児童クラブの対象年齢の拡大、ファミリー・サポート・センター事業の開始などに取り組んできました。
また、今年度からは年間を通した学校給食費の無償化、保育所、認定こども園、幼稚園に通園する子どもの給食費を対象とした助成を実施して、保護者の経済的負担軽減を図り、子育てファーストのまちづくりを進めています。
今後は、ふるさと納税を活用し、市民ニーズや近隣市の状況を考慮したうえで、新たな子育て支援事業を実施して、子育て世帯への支援の充実を図っていきたいと考えています。今後ともご理解とご協力をお願いします。
防災無線が本当にうるさくて困ります。
家のすぐ脇にあるのですが、とにかくうるさい。
緊急時にはやはり必要だしなくてはならないとは思いますが、使い方が下手。
毎日昼に「オレオレ詐欺」注意の放送とか今どき必要でしょうか?
近所の高齢者は、ほとんど聞き取れないと言っています。つまり聞いて欲しい人には伝わらず、今更「オレオレ詐欺」に引っかからない人間にはうるさいくらいに聞こえている状況です。
夜に仕事で昼間に寝なきゃいけない人からしたら何の嫌がらせかと思うレベルです。うるさくて良い睡眠がとれません。何とかしてほしいです。
この度は防災行政無線の音に関してご迷惑をおかけし、心よりお詫び申し上げます。
市では、災害や防災に関することや市政についての周知または協力を必要とする事項に関することについて、防災行政無線を活用して市民に伝達しています。
また、防災行政無線を使った電話de詐欺被害防止の注意喚起放送は、銚子市内で被害が拡大していた平成29年7月から、銚子警察署長の協力要請に基づき開始したものです。
防災行政無線を使用した選挙啓発広報については、「期日前投票のお知らせ」を一日に1回午前8時35分に放送し、投票日前日は1日2回放送し、投票日は「投票日のお知らせ」を1日4回放送いたしました。
防災行政無線子局(屋外スピーカー)付近にお住まいの方々におかれましては、深夜勤務の方や、子育て中のご家庭など、生活様式が多様となっていると理解しています。
この度いただきましたご意見も参考とさせていただき、総合的な視点から今後の防災行政無線の運用を検討していきたいと考えています。
なお、今回の電話de詐欺被害防止の注意喚起放送の内容については、市から銚子警察署にお伝えさせていただきます。この度は貴重なご意見ありがとうございました。
予防接種健康被害救済制度について、ホームページや幅広い広報媒体で分かりやすく案内することを要望します。
申請希望者に、分かりやすい書き方案内を作成し、希望者に案内を配布、広く周知すること
市内全ての病院に対して、救済制度を希望される患者さんに受診証明書の記載やカルテの写しの拒否をしないように通達を出すこと
病院用に「受診証明記載マニュアル」を作成しホームページや広報で案内すること。また作成したマニュアルを医師会、各病院に分かりやすく案内、周知すること
ワクチン接種記録の保管期限延長、若しくは接種者手帳の発行を国に働きかけること
市内の小中学校に通う、ワクチン健康被害の児童・生徒に対する、教育を受ける機会の保持の為、被害状況調査を行い、各学校に体調不良で通えなくなった子どもにオンライン授業を検討したり、出席日数に関して、診断書がある場合出席停止扱い等を検討したり、進級卒業に関し柔軟な対応を行うよう各学校に通知すること
ワクチン健康被害によって職を失った方、体調不良による再就職の難航者に対する生活の救済のため、調査を行い必要な処置を行うよう、国に働きかけること
本市では、新型コロナワクチン後遺症被害救済制度については、その概要や請求方法をまとめた手引きを作成し、市民から相談があった際にはその内容を説明しながら手渡しています。
また、医療機関や学校における対応についても貴重なご意見をいただきました。いただきましたご意見につきましては、今後の状況や必要に応じて、参考とさせていただく可能性もございますので、その際には改めて活用を検討させていただきたいと思います。