これまで「市長への手紙」(市政提案箱、市政提案メール)に寄せられたご意見、ご提言とその回答についてご紹介します。
(注釈)「市政提案箱」は市役所庁舎1階エレベーター前に設置してある意見回収箱です。
銚子市は、江戸時代に高崎藩(群馬県高崎市)の領地(飛び地)だった歴史があり、高崎市とは現在も観光イベントなどで交流を続けています。そのような歴史的関係が深い高崎市と銚子市で防災協定を結んでいただき、災害時に市民を安心させてほしい。
現在、銚子市では、災害時における相互応援に関する協定について、千葉県及び県内全市町村のほか、神奈川県平塚市や東京都中央区などの県外自治体とも締結しています。
このたびは高崎市との協定締結について、貴重なご意見をいただき誠にありがとうございました。慎重に検討してまいります。
道の駅は、各地の特色を生かして、さまざまな物産から観光情報、地域の人たちの顔が見え、安心な食材を安く提供しています。どこの道の駅に行っても、大盛況で駐車場も満車状態です。近隣では、旭市、栗源、多古、霞ヶ浦などにあり、街の拠点としての役目も担っています。このような賑わい作りに道の駅は欠かせないと思いますが、観光を前面に押し出しているはずの銚子市にはありません。何故作らないのでしょうか。銚子市より小さな町でも立派な道の駅を運営しています。
本来、道の駅は道路、特に国道・県道など幹線道路に付随する便益施設として、道路管理者が整備を進める施設ですが、地元産品の販売や観光情報の発信などの機能を加えることで、観光客などにとって魅力的な施設となり、多くの利用者で賑わっています。
銚子市においても、東部地区・中央地区に、道の駅と同様の機能を有した施設として、「水産物即売センターウオッセ21」、イオンモール銚子内の「鮮の市」、「銚子セレクト市場」、「犬吠テラステラス」があります。
このような中で、新たに道の駅の設置を検討する際は、西部地区から適地を探すのが通常の手順だと思いますが、近隣のスーパーなどが受ける影響についても、あらかじめ考慮する必要があります。また、設置に当たってはさまざまな条件がある上、経営を安定させるためには、一定の交通量があり、敷地面積もある程度の広さが必要です。そのようなことから、現在のところ西部地区では、適地が見当たらないのが実情です。他にも要因はありますが、財政面での要因は、割愛します。観光振興については、地域の観光資源を生かし、今ある同機能の施設と連携しながら、推進してきたいと思います。