これまで「市長への手紙」(市政提案箱、市政提案メール)に寄せられたご意見、ご提言とその回答についてご紹介します。
(注釈)「市政提案箱」は市役所庁舎1階エレベーター前に設置してある意見回収箱です。
現中学2年生の私の息子が、今年の1月、銚子駅伝に中学校の男子チームで走りました。
お正月、日本最東端という場所、コースといい、とても良い大会でした。毎年参加できることを楽しみにしていたので、終了と聞きとても残念でなりません。
たしかに、少子化、人口の東京圏一極集中がまったく解消されない中、参加チームが激減しているので時代の流れで仕方ない部分はあるとは思います。
昨日行われた、同じ県内の長柄町一周駅伝も、中学校チームは10にも満たっていませんでした。
しかしながら、参加区分を4つあり、それぞれ3位まで表彰と副賞の授与があり、今回は中学校の部7チーム、女子の部10チーム、高校生の部26チーム、町外一般の部29チーム、町内一般の部2チームの計74チームが出場し、大いに盛り上がりを見せていました。
銚子駅伝も、創設の青木さんの中学生のためのという思いがあるとは思いますが、上記のように、これは時代の流れとして参加部門を一般まで広げ参加数を増やし、再開してほしいと思います。
このたびは、中学校銚子半島一周駅伝大会に関するご意見をいただき、ありがとうございます。
ご指摘のとおり駅伝大会やマラソン大会において、規制された公道を走ることは大きな魅力であり、中学生でこれを体験できることは将来への貴重な体験であり、思い出に残ることと思います。
特に本市の駅伝大会のコースは、市街地からスタートし、地球の丸く見える丘展望館、犬吠埼、君ヶ浜と続く海岸線、そして利根川河口の銚子漁港を通り再び市街地でゴールするという市を代表する観光スポットを通る素晴らしいコースであったと考えています。
しかしながら、市街地、観光スポットを通るがゆえに、大会運営の一番重要である安全確保において多くの運営スタッフの配置が必要となります。
残念ながら本市は人口減少、少子高齢化が進んでおり、教員の働き方改革を含め、スポーツ団体、消防団などのボランティアの減少から安全確保に必要な走路員の確保が困難となっています。加えて参加校が激減した状況となっています。
子どもたちのために、市民、関係者のご理解ご協力を得ながら開催してきた70回を超える大会を閉じることは苦渋の決断でしたが、現下の状況から判断したものです。ご理解くださるようお願いします。
なお、銚子さんまマラソン大会も同様の理由で中止となりました。走路員等の運営スタッフ不足の課題を解決できるようなマラソン大会や駅伝大会が開催可能かどうか、ご意見も参考にさせていただきながら、関係者と協議検討を進めたいと考えています。