これまで「市長への手紙」(市政提案箱、市政提案メール)に寄せられたご意見、ご提言とその回答についてご紹介します。
(注釈)「市政提案箱」は市役所庁舎1階エレベーター前に設置してある意見回収箱です。
本年7月21日に介護認定申請をいたしましたが、その調査実施までに3か月と長かったので、実質不便を感じ、他の申請者も同様に感じるであろうと思い、期間の短縮をお願いしたくお手紙させていただきました。諸事情あろうかと思いますがご検討お願い申し上げます。
調査員のお話では、順番通り実施されているということでした。当日の調査もしっかりしていただきました。ですが、7月21日申請で10月24日実施ですと、介護度が決まらないため、保険適用のヘルパーさんへの時間上限が不明確であるため、月数千円から数万円の自費負担リスクを個人の判断で介護計画を設定しなくてはならず、その期間が3か月であれば誤差は大きくなります。勝手ではございますが、1か月程度にならないでしょうか。又、介護事業者への支払いも滞ると聞いています、お金の立替も辛いと思います。
このたびは、介護認定申請に期間を要し、ご不便をおかけしてしまい申し訳ありませんでした。
介護認定の申請に期間を要している原因としては、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、国からの通知により令和2年2月以降、面会が困難な場合に更新申請については介護認定の有効期間を12か月の範囲内で延長が可能となる臨時的な特例措置が適用できることとなり、認定期間の延長をしていましたが、令和5年3月末で特例措置が廃止されることとなったため申請が大幅に増加したことによるものです。
今後もしばらくは特例措置廃止による影響が継続することが見込まれるため、新たに職員を確保するなどの対応を進めていますが、効果がでるまでには少し時間を要すると考えています。
すぐにサービス利用が必要なケースでは認定結果が出る前に介護サービスの暫定利用が可能となっていますが、ご指摘のとおり自費負担が発生する場合やサービス提供事業所にとってもご迷惑をおかけする場合もあるため、認定申請から結果までの期間を正常化させることを急務として今後も努力してまいりますので何卒ご理解いただきますようお願い申し上げます。