これまで「市長への手紙」(市政提案箱、市政提案メール)に寄せられたご意見、ご提言とその回答についてご紹介します。
(注釈)「市政提案箱」は市役所庁舎1階エレベーター前に設置してある意見回収箱です。
パートナーシップ制度について(10月1日受付・市政提案メール)
意見・提言
私は学生ですが、LGBTについて調べていたところ、千葉県では千葉市、松戸市などがパートナーシップ制度(同性、異性を問わず、互いを人生のパートナーとする2者のパートナーシップの宣誓を証明するもの)をすでに実施していました。私が住むこの銚子市もパートナーシップ制度を実施すればLGBTの方でも住みやすい地域になると思います。今後このパートナーシップ制度について関わりのある政策を行う予定はありますか。
回答
パートナーシップ制度については、主に性的少数者の方などに対し結婚に相当する関係を認める制度であり、県内でも千葉市や松戸市、浦安市で導入されています。銚子市ではパートナーシップ制度を導入していませんが、様々な立場の人がお互いの違いを認め、誰もが安心して暮らせるまちづくりを進めることは重要であると認識しています。市民の皆様へ「多様性」に対する理解を広めるための具体的な取組みとして、「広報ちょうし」の令和3年1月号に「多様性」をテーマとした特集記事を掲載しました。LGBTに限らず、外国人、女性、障害がある方など、社会は多様性にあふれていますが、人それぞれの違いを認め、尊重しあう意識の大切さを紹介しました。今後も、少しでも多くの方にご理解をいただけるよう広報活動に努めてまいります。
防災行政無線について(10月11日受付・市政提案メール)
意見・提言
災害などの緊急性のある放送なら理解できるのですが、毎朝午前7時30分頃に緊急性のないコロナやオレオレ詐欺への注意喚起の放送がされて睡眠が妨害されます。放送を少し遅めの時間にずらしたり、頻度を減らすなどの提言をしましたが難しいとのことでした。こちらも耳栓をしたり遮音カーテンをしていますが、家の位置が防災行政無線機から距離が近く周りも畑で遮るものがなく、大音量の防災無線の定時放送で起こされてしまいます。何かよい対処法はないのでしょうか。
回答
防災行政無線を使った電話de詐欺被害防止の注意喚起放送は、銚子市内で被害が拡大していた平成29年7月から開始したものです。放送時間については、詐欺グループからの電話が一番多く想定される時間帯の直前で、かつ金融機関の営業時間前である、午前7時30分としました。また、放送内容は、概ね6か月毎に更新し、現在まで継続してきたところですが、ご指摘のあった放送時間や頻度について、改めて銚子警察署と協議を行いました。その結果、11月1日から当分の間、放送時間を午後12時30分頃に改めることとしました。これは、放送時間が早すぎるとのご指摘に加え、多くの防災行政無線が学校敷地内にあることも考慮したうえで、放送時間を授業時間と重複しないようにしたものです。今回の放送時間の変更により、ご負担を少しでも取り除くことができればと考えています。
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