これまで「市長への手紙」(市政提案箱、市政提案メール)に寄せられたご意見、ご提言とその回答についてご紹介します。
(注釈)「市政提案箱」は市役所庁舎1階エレベーター前に設置してある意見回収箱です。
ワクチン接種について(5月5日受付・市政提案メール)
意見・提言
銚子市における新型コロナウイルスワクチン接種の遅れの原因として、スタッフの人材確保、接種場所の確保、ワクチン量の確保および保管設備などが考えられますが、真の遅れの原因は何ですか。
関係者の知恵を結集してぜひ銚子市の65歳以上の高齢者の7月中のワクチン接種の実現を叶えていただきたい。
現在の重要課題はワクチンの供給量ではなく、いかにスピーディーにワクチン接種を実施できるかにかかっています。私だけでなく、多くの市民が切実に願っている要望ですのでよろしくお願いします。
回答
本市の高齢者に対するワクチン接種は、5月9日から開始し、開始自体は県内でも早期に着手した状況です。しかしながら、ご指摘をいただいた高齢者に対するワクチン接種の進捗が遅い原因として、以下が挙げられます。
- 本市では、75歳以上の方が約1万2千人、65歳以上74歳未満の方が約1万人おられ、高齢化率が37パーセントで、まず早期の接種を目指す、高齢者の方のボリュームが大きいこと。
- 接種日(2時間、予診担当医師2名)1日当たりの接種可能人数が、120人であること。(日曜日は午前、午後の実施で、接種可能人数は240人)
- 医療従事者等用のワクチンが市に到着したのが、4月17日でした。県内でももっとも遅いグループで、接種が遅れ、6月中旬までかかる見込みであり、医療従事者等優先接種を行う医療機関での個別接種などに後れが生ずること。
市としては、ワクチン接種が1日でも早くできるよう、6月から対応可能な医療機関による個別接種を開始します。集団接種においても、銚子市医師会と協議し、受付枠を拡大することとしました。また、5月末から予約を再開する75歳以上の方に、拡大した枠でも接種を受けていただけるようにしたいと考えています。
7月末までに高齢者の方へのワクチン接種が終了するよう引き続き努力してまいりますので、ご理解をいただきますようお願い申し上げます。
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