これまで「市長への手紙」(市政提案箱、市政提案メール)に寄せられたご意見、ご提言とその回答についてご紹介します。
(注釈)「市政提案箱」は市役所庁舎1階エレベーター前に設置してある意見回収箱です。
道路整備について(9月6日受付・市政提案メール)
意見・提言
銚子ドーバーラインがだいぶ整備され走行しやすくなりました。しかしレストラン脇のドーバーラインへ出る道路は、草は生い茂り、坂道になっているため対向車が見えず、すれ違うには、道幅が狭いのでどちらかがバックをして車を移動させています。昼間ならまだしも、夕方には街灯もなくバックの際に溝にタイヤが落ちないかハラハラしています。どうか対向車が来ませんように、と思いながら毎日通勤しています。車道を広げられなければ、坂道をたいらにする、見通しをよくするなど、検討をお願いします。
回答
ご指摘いただいた道路は、県道である銚子ドーバーラインの整備と併せて拡幅工事を行うもので、銚子市ではなく千葉県(銚子土木事務所)が工事を行っていますが、現在、用地の拡幅ができず計画の進行が困難となっている状況です。道路の通行が不便であることは銚子土木事務所も承知しており、引き続き拡幅が実現できるよう計画は継続するものとなっています。また、ご提案いただいた道路の見通しをよくするための坂道の更正ですが、隣接する土地と道路に高低差ができてしまうため、近隣敷地に大きな影響が生じることになります。道路の周辺には民有地が多く存在しているため、実施することは難しい状況ですが、お手紙の内容は関係機関にもお伝えします。なお、車両の通行や歩行者に支障となる草につきましては、道路の安全を確保できるよう、現地確認のうえ必要な個所の除草を行います。
中学校の立地について(9月30日受付・市政提案メール)
意見・提言
仕事の都合で銚子市に引越しを考えています。しかし、なぜ東部地区ばかり学校を新設したり、お金をかけているのでしょうか。引越し検討先が西部地区なのですが、閑静な住宅街でもあり神栖市や旭市へも行きやすく魅力を感じるのに中学校もなくなってしまい、しかも東部地区は老朽化のため新設、でも西部地区は改修と、明らかに不公平に感じてしまいます。せめて、西部地区の学校も場所を見直したり、新設するなど、両方の子どもたちが差別なく学べるようにしていただくのは不可能なのでしょうか。財政の問題もあるのかもしれませんが、他市への行き来を考えると私たちのように西部側に越してくるような若い世代も多いのではないかと思います。
回答
東部地区の銚子中学校については、以下の3点が挙げられます。
- 一番古い校舎が昭和28年に建築されている。
- 旧第四中学校と旧若宮小学校の校舎を利用しており、建物が離れているため使い勝手が悪く、非常に不便。
- 旧若宮小学校の校舎が小学生に合わせた設計になっているため、中学生の使用には不便が生じている。
以上のほか、教室数の不足もあり、改修では適切な教育環境の確保が困難であるため、新築することに決まりました。
一方、西部地区について、旧第五中学校は建築当初から中学生に対応した校舎であったことから、新築ではなく大規模改修工事を実施し、旧第六中学校、旧第七中学校と統合して銚子西中学校を開校しました。開校にあたり、普通教室棟、特別教室棟などすべての校舎に大規模改修工事を実施するとともに、テニスコートを新たに造りました。そのため、現在は本市の中学校5校の中で一番きれいで充実した施設になっています。また、西中学校への通学にはスクールバスの運行や電車を利用する生徒に定期券代の全額を補助しています。このように、統合により遠距離通学となったご家庭には、金銭的なご負担のかからないようにしています。今回伺ったご意見を参考にしながら、今後も多くのご家族が安心して引っ越して来られるような教育環境を構築していきたいと思います。
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