これまで「市長への手紙」(市政提案箱、市政提案メール)に寄せられたご意見、ご提言とその回答についてご紹介します。
(注釈)「市政提案箱」は市役所庁舎1階エレベーター前に設置してある意見回収箱です。
戦没者の所属部隊について(平成29年11月6日受付・市政提案メール)
意見・提言
私は、現在都内に住んでいますが、祖父母や親せきが銚子市に住んでおり、度々訪れています。先日、銚子市役所で特別弔慰金について伺ったところ、いろいろと丁寧に説明してくれ、遠い親戚である伯父は、はるか遠いニューギニアで戦死したことや日にちも知ることができて、その足でお墓参りをすることができました。
特別弔慰金は対象外でしたが、ひとつ心残りなのは、伯父がいつ出兵して、どこの部隊にいたのか聞けなかったので、よろしくお願いいたします。
回答
戦没者に関する出兵時期、所属等を知りたいというお問い合わせですが、残念ながら銚子市ではお求めの内容を回答できる資料は持ちあわせておりません。おそらく「軍歴証明」と言われるものが、お求め内容に当てはまるかもしれません。
こちらの証明書については、陸軍所属ならば千葉県健康福祉部健康福祉指導課(遺族等援護班)にて証明してもらえるかと思いますので、照会してみることをお勧めします。
保育士処遇改善費事業について(平成29年11月27日受付・市政提案メール)
意見・提言
市民のための子育て支援をしている保育園等の施設では、保育士だけでなく、子ども達の食育・給食を考える調理員、地域の子育て親子を支援する指導員、子育ての悩みや相談などを日々行っている相談員など様々な職種の職員がいます。
民間施設の職員処遇について、保育士以外の職員に対して銚子市独自の職員処遇改善をお願いしたいと思います。保育士だけが処遇改善されますと保育士と他の職員の給与格差が生じますので、特段の配慮をお願いします。
回答
本市では、今年度から保育人材の確保及び定着を目的として保育士の処遇改善事業の実施を予定しておりますが、施設で勤務される調理員等の職員は対象外となっております。
今回、この事業を実施しようとする背景には、千葉県が行った千葉県保育士処遇改善事業の実施と、それに伴う県内の民間保育施設がある41市町すべてが実施意向であり、本市でも保育士不足が深刻化している中、近隣市町村との格差が生まれることにより保育士確保が今以上に難しくなる懸念があります。
保育園等施設では、保育士以外の職員も多数在籍し、児童の福祉にご尽力され大変感謝しております。しかしながら、今回の制度は、特に保育士の人材確保、処遇改善のために実施するものであり、制度の趣旨、目的からも現時点において保育士以外の職員を対象とすることは考えていません。
ご要望に早急に取り組むことは出来ませんが、事業者様からの貴重なご意見として参考にさせていただきます。
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