これまで「市長への手紙」(市政提案箱、市政提案メール)に寄せられたご意見、ご提言とその回答についてご紹介します。
(注釈)「市政提案箱」は市役所庁舎1階エレベーター前に設置してある意見回収箱です。
保育料子ども3人目以降の無料について(4月4日受付・市政提案箱)
意見・提言
先日、3人目の子どもが生まれました。3人の子どもの年齢は、4歳、2歳、0歳になります。出産後、市の子育てコンシェルジュの方とお話をしていて、「上の子どもと同じ保育園に通っていなければ無料にならない。」、「上の子どもが就学してしまうと無料でなくなる。」ということを知りました。
その後、近隣市の状況を調べてみましたところ、就学に関係なく18歳未満の児童が3人以上いる世帯は3人目以降の保育料が無料である市があることがわかりました。
銚子市の財政が厳しいのは十分理解していますが、「子どもなくして、銚子の未来はない。」と考えています。子育て支援について、近隣市同様の措置をお願いします。
回答
第3子となるお子さんのご出産、誠におめでとうございます。また、このたびは、ご多用の中、子育て、育児中の生きたご意見をお寄せいただき、誠にありがとうございます。
さて、第3子の保育料の無償化についてです。
銚子市では、以下の通りになっています。
- 同一の世帯で保育所・幼稚園に入所・入園しているお子さまが2人以上いる場合、2人目のお子さまの保育料は2分の1、人目以降のお子さまは無料となっています。(ご意見の中では、上の子と同じ保育園に通園していなければ無料でなくなってしまうとの記載がありましたが、同一の保育園でなければならないということはありません。念のため、お伝えします。)
- 加えて、平成28年度からは、年収約360万円未満の世帯は、上のお子さまの年齢にかかわらず、2人目のお子さまの保育料は2分の1、第3子以降は無料となっています。
市ではこれまで、独自の子育て支援策として、子ども医療費助成制度の中学3年生までの拡大などに取り組んできましたが、厳しい財政状況もあり、ご要望のありました第3子以降の保育料の無償化は実現されていません。
少子化対策、人口減少対策のためにも、子育て支援策は重要と考えています。今後、他の子育て支援策と併せ、検討させていただきたいと思います。
国は、(2)の保育料負担軽減措置のように段階的に幼児教育の無償化を進めようとしています。
人口減少・少子化対策は、国が率先して取り組むべき課題です。第3子以降の保育料の無償化も国や県が実施すべき事業ではないかと考えます。引き続き、国や県に子育て支援策の充実について要望していきたいと思います。
このページに関するお問い合わせ先
秘書広報課 秘書広報室 広報広聴班
〒288-8601
千葉県銚子市若宮町1-1
(銚子市役所本庁舎3階)
電話番号:0479-24-8823
ファクス番号:0479-25-4044