今年度を振り返ってみますと、新型コロナウイルスの対応に追われた1年でした。特に昨年夏の第5波、年末からの第6波では、銚子市でも多くの感染確認があり、現在も続いている状況にあります。医療従事者をはじめ、コロナ対応にあたっていただきました関係者の皆様、感染防止対策にご協力いただきました市民の皆様に感謝を申し上げます。
第6波の感染者が減少傾向にあることから、まん延防止等重点措置は3月21日をもって終了いたしました。しかし、銚子市、あるいは近隣の東総地区でも、いまだに2桁台の感染が続いています。市民の皆様には改めて基本的な感染防止対策の継続をお願いいたします。
銚子市議会の3月定例会では、新年度の予算案全てを可決いただきました。
4月からの新年度は、新型コロナ対策、洋上風力発電の推進、令和9年度の開校を目指しております東部中学校の基本設計、ファミリーサポートセンター事業、立地適正化計画、地域公共交通計画などの新規事業など、主要政策をしっかりと進めていきたいと考えています。
銚子市では文化財などの銚子資産の保存活用をすすめていますが、保存している銚子資産をインターネット上で公開する「銚子市デジタルアーカイブ」を4月1日からスタートします。
公開する銚子資産は、全部で10,113点になります。主な内訳は、漁具などの歴史民俗資料が1,200点、余山貝塚などの遺跡から出土した考古資料が1,400点、寺社、石造物などの「まちなか文化資産」3,000点、アンモナイトなどの化石・地質標本が2,100点となっています。また、文化芸術分野では、金子周次さん、渡邊学さん、宮崎丈二さんの作品2,013点を掲載します。特に学術的に貴重な資料として化石標本3点が3D画像として見ることができます。
膨大な資料をデジタル化することにより、検索、閲覧が容易にできるようになります。直接、芸術センターに行くことが難しい高齢者、障害者の方も鑑賞したり学習をしたり調査研究ができるようになると考えています。
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