現時点での決算見込みは、決算見込資料(5)実質収支額は、約12億2,000円の黒字となる見込みです。(7)実質単年度収支については、約9億4千500万円ほどの黒字となる見込みです。
財政調整基金は、令和3年度末の残高で約12億円となっています。
令和3年度の黒字の半分を、通常、財政調整基金に積み立てることになっていますので、一時的にではありますが約18億2,000万円になります。このうち約5億円は令和4年度当初の予算で取り崩しを見込んでおりますので、令和4年度末の財政調整基金は、予算どおり執行されたとしますと約13億円となる見込みです。
このように黒字になった要因は、令和2年度の歳入に比べて、令和3年度の一般財源となる地方交付税の内の普通交付税が約7億4,600万円、特別交付税が7,500万円、国からの地方消費税交付金が9,800万円、法人事業税の交付金が5,400万円、臨時財政対策債が2億6,100万円の約12億円増加したことです。
令和3年度の歳出は、行財政改革をすすめてまいりまして、地方債の新規の借り入れを抑制した効果も少しずつ出てきています。
財政の改善は進んできていると感じますが、これも様々な行革にご協力いただきました市民の皆様のおかげであり、心から感謝を申し上げます。
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