事業者名(コンソーシアム):千葉銚子オフショアウィンド
構成員:三菱商事エナジーソリューションズ株式会社、三菱商事株式会社、株式会社シーテック
発電設備:着床式洋上風力発電
発電設備出力:39.06万キロワット(1.26万キロワット×31基、GE製)
運転開始予定時期:2028年9月
本日、銚子市沖の洋上風力発電促進区域における発電事業者の選定結果が国から発表されました。
一般海域での大規模な着床式ウィンドファームとしては秋田の2事業とともに全国初となります。選定が当初の予定より少し遅れましたが、令和3年中に発電事業者が決定し安堵しています。
洋上風力発電事業の推進にご理解ご協力いただいてまいりました漁業業関係者を初めとする、国や県など全ての関係者の皆様に感謝を申し上げます。選定されたコンソーシアム構成事業者の皆様とは、これまでも洋上風力発電を活用した漁業振興、地域振興などについて意見交換を重ねてまいりました。市が示した考え方については、十分ご理解をいただいていると思っています。具体的には、昨年6月の法定協議会、10月の事業者説明会で市として申し上げさせていただきました。1点目は漁業との共存共栄です。2点目はメンテナンスを含めた地元産業界との連携です。3点目は屏風ケ浦などの景観との調和、周辺環境に対する十分な配慮です。地域の活性化に貢献する洋上発電事業になることを改めて要望いたします。
総合商社としての知見・機動力を銚子市のまちづくりのためにお貸しいただくことを期待しています。発電事業者との対話を重ね市民関係者の皆様のご意見伺いながら、漁業振興、産業振興、カーボンニュートラル、地域活性化につなげる「銚子モデル」の実現に取り組んでまいります。併せてエネルギーと食料の地産地消が実現できる全国に誇れるまちづくりをすすめ発信していきたいと思っています。