これまで「市長への手紙」(市政提案箱、市政提案メール)に寄せられたご意見、ご提言とその回答についてご紹介します。
(注釈)「市政提案箱」は市役所庁舎1階エレベーター前に設置してある意見回収箱です。
市役所で公衆電話を使おうと探し、受付の方に尋ねると、撤去したとのことでした。
多分、公衆電話を使う人がいないため、維持費用を銚子市が捻出することになり、費用対効果がないとのことだと思います。
危機管理の面から、私は必要な物と考えています。公衆電話がなくなると言うことは、それ以外の危機管理も心配になります。例えば、天災害等時の備蓄品等の管理や医療連携機能(書面上契約していると言う話ではありません)も知りたいと思います。
公共施設などに設置されている公衆電話については、銚子市ではなくNTT東日本が設置しています。携帯電話が普及するなど、昨今の社会状況の変化により、採算が見込めない公衆電話は順次整理されている状況です。
市役所をご利用の方については、勤労コミュニティセンターの前に公衆電話が設置されていますので、そちらの公衆電話のご利用をご案内しています。
公衆電話は、災害等の緊急時において通信規制の対象外となり、優先的に通話できるなど災害時における有効な通信手段となります。
そのため、災害時においては、公衆電話が設置されていない避難所等に災害時用公衆電話(特設公衆電話)を設置することにより、被災者の方の通話ニーズに対応したいと考えています。
また、災害備蓄品については、自助の取組として最低3日、できれば1週間程度の備蓄をお願いしていますが、市では、自助の取組を補完するため、備蓄計画に基づき、定期的に水、食料、生活必需品等を購入するとともに、小売事業者との災害協定により災害時に必要な物資を速やかに調達できる体制を整備するなど適切な管理に努めています。
災害時の救急医療については、銚子市医師会等と連携し、医師や看護師からなる医療救護班の編成や救護所の設置など迅速な医療救護活動を行うための応急医療体制を整備するとともに、救護所や医療機関で対応できない重傷傷病者については、県が指定する災害拠点病院(旭中央病院)で受け入れることができる体制が整備されています。
銚子電鉄の電車にWi-Fiを設置するのは多額のお金が掛かります。
そこで駅舎のある駅にはWi-Fiを市の補助で設置してはいかがでしょうか。
電車には高校生などの学生、サラリーマンも利用するので便利だと感じます。また観光客にも喜ばれます。
なお、深夜にWi-Fiを利用する若ものが集まるのは好まれませんので、電源は6時から19時とするのです。将来は駅付近にコワーキングスペースを作ると便利だと思います。
現在、銚子電鉄に対する支援として、輸送設備の整備をおこなった際に、国、県、市の三者が協調し、当該費用の一部を補助金として交付しています。
銚子電鉄の輸送設備は、経年使用に伴う老朽化が顕著であり、安心安全な運行を脅かす可能性があります。
市としては、銚子電鉄が安心安全な輸送設備の確保を優先的におこなうべきと考えており、ご提案いただいた件につきましては、銚子電鉄の利便性の向上や利用者の増加に資することと存じますが、輸送設備の整備が急務であることから、現時点で、補助対象とすることは考えていません。
なお、既に銚子電鉄の企業努力及び千葉県からの補助金により、笠上黒生駅と犬吠駅には無料Wi-Fiが設置されていることを申し添えます。
現在休館中の文化会館ですが、改修工事の目処は立ちましたでしょうか。
財源の確保が困難などの理由で不透明な場合、クラウドファンディングを行う予定はありますでしょうか。
プラネタリウム含め利用してきた場所であるのでどうなるのか不安です。
現在、休館中の青少年文化会館は、昭和46年の開館から50年以上が経過し老朽化が著しく、その改修には多額の費用がかかることから既存の施設の改修をするのではなく、文化ホールの機能を有した複合文化施設を新たに整備することとし、その整備に向けての検討をしているところです。
複合文化施設は、令和11年度の供用開始を目指しており、青少年文化会館はその整備に合わせて解体をする予定です。複合文化施設の整備及び青少年文化会館の解体に係る費用は、国の補助金や起債を活用するなど銚子市の負担が軽減される方策を検討してまいります。