(令和4年度)
1 研究主題 主体的に学び、思考力・表現力を育てる指導の工夫 ―「広げ深める」場面を中心に― |
2 研究の目標 算数科において、児童の思考力・表現力を育てるために、問題解決的な学習を基本とした効果的な指導法 を明らかにする。 |
3 研究仮説 「広げ深める」活動(比較検討の場面)において、個に応じた支援や場の工夫をし、伝え合いを支援すれば、児童は自分の考えをもとに話し合い、思考を深めることができるだろう。 4 研究の内容 (1)仮説検証の手立て ・場の工夫 (ペア学習・グループ学習・習熟度別指導 少人数指導 ICTの活用) ・伝え合いの支援(発表の仕方シート) ・児童の考えの取り上げ方 (2)全体に関わる手立て ・ワークシートの工夫 ・ヒントカードの活用 ・具体物(半具体物)の利用 ・算数的活動の充実・教材、教具の工夫 ・既習事項の活用 ・ノート指導 ・板書構成の提示 ・ICTの活用(導入等) ○ノート指導について 「ノート指導」については、学校全体で共通理解を図り、実践を重ねながら、よりよい記述形式や指導法を検討しく。ノート記述は、児童が思考をかき表すだけでなく、自分の思考過程を整理したり、見直したりする上でも重要なものである。また、教師にとっても、児童の思考過程を読み取り、評価する上で重要なものとなる。児童の思考過程が表れたノートづくりを目指していく。 そのために、学校全体で、ノート形式を統一し、学年が変わっても同じように考えを表現できるようにしていく。まとめを書くときには、児童一人一人が本時のポイントを言葉にしておさえられるようにすることで、本時の学習内容の理解を深めさせる。また、授業の最後にふりかえりをすることで、児童の考えが整理されたノー トになるようにしていく。 |