銚子の魅力を発信するちょ!ちょーぴーのアイラブ銚子 ■第62回 いま、会えるベーグル屋さん 飯森由美・堀井聖子さんの巻 地域に愛されるベーグルのお店。自然体な2人にほっこりしたちょー ◇自分の好きを形に 「もっと美味しく、もっとクロッチョらしく、そんな風に毎日毎日悩みながらも精いっぱい向き合える仕事に出会えて幸せ」 店長の飯森由美さんは、もともと看護師だった。結婚を機に、カフェを始めたいという夫とともに、2004年、クロッチョカフェをオープンした。素材と味にこだわり、東京へ行かなくても本場・吉祥寺のライトアップコーヒーが楽しめる。 「ちょーぴーのような凝ったラテアートを描くことはできるけど、1番美味しい瞬間を逃してしまう。描かない方がいいのかと葛藤します。本音はすみませんがシンプルなデザインで早く飲んでほしいな(笑)」 ◇3時起床。ベーグル作りの朝は早い お客さんからリクエストが多かった当時流行のベーグル。どうせなら、ほかにはない美味しいものをつくろうと思った。レシピはすべてオリジナル。朝3時に起きて、開店までひたすら作っている。「種類が豊富で独創的」と店の看板メニューになった。 ◇安定感抜群の存在感。聖子さん 「非日常を味わってもらおうと気持ちをはっていたオープン当初より、素を出している今の方が好調だし、楽しい。それでも毎日元気においしい物を作り、お客様をお迎えする事が苦しいときもある。仕事前泣いていても、シャッターが上がったらフラットにする。穏やかな空気が流れる。これが大切。これができちゃう安定感のある聖子さんの存在が大きい。“お客さんを想う考え方”絶対に譲れない部分が同じ。パートナーってすごく大切だと思う」 苦しさを表には出さないフラットな2人。はじめて来た人も、いつも来てくれる人にも、「自然体でいられるお店でありたい」というコンセプトにブレはない。 「コロナ禍の今、テイクアウトに100%の力を入れられる。オープン時にやりたかった形に近い。お休みすると忘れられちゃう不安もある。オープンを待ってくれているお客さんと出会える喜びをかみしめながら、自然体でいられるカフェでお待ちしています」 ちょっと一息。素の2人にまた会いたくなってる。 綺麗なラテアートほど素材作りを大切にしている証だちょー ・チャーミングな由美さんとやわらかい聖子さん。バランスが絶妙 ・可愛いラテアートバリスタの全国大会で入賞。全国にバリスタ仲間ができた ・白が基調の可愛い外観。入りやすくて居心地が良い ・名前の由来は、由美さんの旦那さんが開店当時は店長で、サーフィン焼けで真っ黒だった。そこから可愛く崩してクロッチョ! ■クロッチョカフェ 中央町13番地の6 11時から販売品が無くなり次第終了 水曜日・木曜日定休 【電話】23-7096 ■姉妹店「hakujitu」 こだわりの本格スイーツを販売 小浜町2081番地の3 不定休