市長コラム79 ■片品との交歓会の縁 銚子市長 越川 信一 銚子特別支援学校高等部3年の辰野晋之助君が10月、銚子市役所の福祉売店で2週間の職場実習を行い、お弁当や飲食物の販売、庁舎内の移動販売を体験。仕事の合間に歓談をさせていただいた。 明神小学校出身の晋之助君とは、6年前の明神小学校と片品連合小学校(群馬県片品村)の夏・冬の交歓会を共に楽しんだ縁があった。晋之助君が6年生だった平成28年1月の冬季交歓会(片品村)は、記念すべき第50回目に当たり、私と石川教育長が初参加。千明金造村長はじめ、村を上げての歓迎を受け、絶好のコンディションの中で、佐久間啓子校長(当時)や辰野晋之助君ら明神っ子たちとスキー(私は残念ながらソリ)を楽しんだ。 あれから6年。成長した晋之助君は、ハイビスカスの栽培を欠かさないお母さんの影響と、特別支援学校の園芸学習を通して、草花が大好きに。「きれいな真っ赤なバラを育ててみたい」と夢を膨らませる。 車に詳しい晋之助君からは、「センチュリー、ベンツ、一番好きなのはクラウン」「越川市長は、なぜ、黒い車に乗らないんですか?」と思わぬ質問をされ、「昔は銚子市役所でもクラウンやマジェスタがあったけど…」と答えに窮してしまった。 私からは、片品との交歓会の思い出、銚子特別支援学校の文化祭「銚洋祭」に登場するマスコットキャラクターの「灯台くん」「あかりちゃん」がとても気に入っている話をさせていただいた。晋之助君の夢の実現を願い、交歓会の縁に感謝する楽しいひとときだった。