ちょーぴーのアイラブ銚子 第68回 子どもも大人も首ったけ 小野澤 雅代 さんの巻 みんなの憩いの場所をつくる、たこ焼き好きの店長を取材したちょ ■そうだ、たこ焼き屋になろう 「たこ焼き屋のおばちゃんになりたくて」 高校卒業後、約20年勤めた会社を思い切って退職。小野澤さんは、子どもたちが気軽に来られるたこ焼き屋さんになりたくて「ふくたろう」をオープンした。 店名には、お客さんに「福」が来ることと、親しみやすい場所になってほしいという願いがこめられている。 焼きそばやナポリタンなどの軽食も用意。子どもたちのおやつにと思っていたら、いざオープンすると、作業服の男性など、粉物が好きな大人のお客さんも多かった。 「大人も子どもも、みんなの「美味しい」の一言がやりがいになる」 ■人との出会いに恵まれている コロナ禍で、食材が手に入らなかったときもあったが農家の友達が新鮮な灯台キャベツを届けてくれたり、「周りの人たちのおかげで、大変だとは思わなかった」 ■じゃり銭片手に 「子どもの頃に通ったお店のように、おばちゃんと少し会話をして、お菓子を友達と食べる。そんな昔懐かしい、ほっこりした光景を残していきたい。 子どもだけでも気軽にたこ焼きを食べに来てほしい」 今後は、子どもが買い求めやすい限定メニューを用意するという。 抱っこされていた赤ちゃんが歩いて買いに来てくれたり、小学生が中学生になって大人っぽくなったり。子どもたちの成長を見られることが一番の喜び。これがあるから辞められない。 「子どもたちが20年後、笑って懐かしむことができるお店にしたい」大人も子どもに戻れるような場所でありたい。 ■座右の銘は【適当】 「ちょうど良く力を抜くようにしている。案外これが難しいし、大切。あまり思いつめず、未来の笑顔の自分を想像して、一歩踏み出すようにしている」 ふくたろうに行くと良い感じに肩の力が抜ける。もう、たこ焼きが食べたくなっている。 小腹も心も満たされるちょー 2019年5月、子どもたちが気軽に来られるたこ焼き屋になりたくてオープン 焼きそばとナポリタンは太麺。お客さんに太く長く生きて欲しいという願いを込めて 定番の「ソースマヨ」かつお出汁たっぷりで冷めても美味しい こだわりの地ダコを毎日お店でゆでる 新生仲通りのお散歩ついでにちょっと寄り道 夏だけじゃない。1年間、いつでもカキ氷を楽しめるお店 「20年後の懐かしい思い出の店」をテーマに ジャパンチャレンジャーアワード2022 in 銚子に出場 町のたこ焼き屋さんから 子どもが中心のコミュニティづくりをプレゼン たこ焼き ふくたろう 新生町2-6-15 【電話】21-3853 10時から19時 月曜日定休