小島 大成のこんにちは!地域おこし協力隊です ■笠上黒生駅  昭和レトロを残して 生まれ変わる 2月上旬完成予定(小島さん設計) ◇小島 大成(おじま たいせい)(23) 【メール】ojimax15@gmail.com 宮城県出身。高校卒業後、東京のゼネコンへ就職。マンション工事の現場監督を経て、昨年5月、銚子に移住。二級建築士のノウハウを活かし、市内の空き家や建造物を再生する。 SNSなどで地方移住のリアルを発信して、移住者を呼び込む。 ◇そうだ、地方創生しよう。 「とにかく、ものづくりが大好き」 地域おこし協力隊の小島さんは、良いところを残しながら町を作り直す設計士さん。 「銚子のキャベツ農家さんが古民家をリノベーションする姿に憧れ地域おこし協力隊の門戸を叩いた」 直近で手掛けたのは老朽化が激しい銚子電鉄笠上黒生駅の駅舎。 「これまでの景観や面影をどう残していくか。ここが設計のポイント。外壁や内装を改修し、売店スペースを作り出した。風情が感じられるような空間に仕上げている」 銚子商業の生徒と漆喰塗装をしたり、上山商店協力のもと、工事現場の廃材で植木鉢を設置するなど、みんなの思いが詰まった駅舎が完成した。 ◇移住後の「今」を拡散中 「利活用できそうな物件探しで市内を飛び回るとき、趣味の食べ歩きも楽しむようにしている」 フットワーク軽く銚子をフルコースで満喫できるのも移住者の強み。こまめにSNSを更新し、ありのままの移住生活を全国の移住予備軍に届けている。 「銚子ライフのリアルを発信して、移住するか悩んでいる人の背中を押してあげたい」 若い世代を巻き込み、みんなで一生懸命作りました。どの世代からも愛される駅に