市長新年あいさつ 謹賀新年 銚子市長 越川信一 あけましておめでとうございます。皆さまにおかれましては、健やかに新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。 「銚子漁港10年連続年間水揚げ量日本一」というおめでたい話題で年が明けました。今年も安全航行、安全操業の中で、11年連続日本一を目指し、関係者の皆さんには頑張っていただきたいと思います。 洋上風力発電は現在、国による発電事業者の公募が行われているところです。昨年の公募参加予定事業者を対象とした説明会で私から、名洗港を、建設時の補助港湾、運転管理時の拠点港湾として活用していただくとともに、関連産業の集積やサプライチェーンの形成など、名洗港を中心とした洋上風力発電産業の基盤づくりを強く要望しました。 洋上風力発電事業を漁業振興・産業振興・経済発展につなげる「銚子モデル」を実現するため、引き続き全力で取り組みます。 昨年開催された文化庁の文化審議会で犬吠埼灯台を重要文化財に指定する答申がなされました。現役灯台として初めての重要文化財の指定です。 犬吠埼灯台は「日本の灯台の父」と言われるイギリス人技術者、リチャード・ヘンリー・ブラントンの指導によって誕生し、明治7年に初点灯しました。以来、「大切な人を守る光」として海の安全を見守り続けてきました。慈愛に満ちたその光は、霧笛の音とともに、市民の誇りであり、市民の「心のふるさと」そのものです。 多くの方に犬吠埼灯台の魅力に触れていただけることを願っています。 コロナ禍での初めての本格的な冬を迎えました。「マスクの着用」「ソーシャルディスタンスの確保」「3つの密を避ける」「大声を出さない」といった基本的な対策に加えて、換気と適度な湿度が重要です。市民の皆さまには寒い中ではありますが、18℃以上を目安に室温を保ち、常に窓を少し開け、適度な湿度を保つようお願いします。 豊かな地域資源と銚子の強みを生かし、誰もが安心して暮らせる、持続可能なまちづくりを進めています。ご支援とご協力をお願い申し上げます。 本年が皆さまにとって幸多き年でありますようご祈念申し上げ、新年のごあいさつといたします。