2020.11 広報ちょうし4面、5面 一般会計歳入 歳入244億4,173万円 ●自主財源105億2,887万円(43.1%)…市税81億4,199万円(33.3%)/そのほか自主財源23億8,688万円(9.8%) ●依存財源139億1,286万円(56.9%)…地方交付税61億1,636万円(25.0%)/国・県支出金41億3,138万円(16.9%)/市債20億718万円(8.2%)/譲与税・交付金16億5,794万円(6.8%) 公営企業会計…地方公営企業法が適用される事業として区別されます。水道事業と病院事業を行う会計です。 企業会計名…収入/支出 水道事業(収益的収支)…収入23億6,701万円/支出21億3,734万円 水道事業(資本的収支)…収入3億7,907万円/支出12億6,968万円 病院事業(収益的収支)…収入5億1,209万円/支出5億1,209万円 病院事業(資本的収支)…収入1億1,171万円/支出2億1,635万円 注:資本的収支の差は、各企業会計で留保している資金で対応しました。 特別会計…特定の収入で特定の事業を行うとき、その収入を明確にするために設置する会計です。 区分…収入/支出 国民健康保険事業…収入78億5,263万円/支出79億2,743万円下 水道事業…収入23億8,188万円/支出21億3,518万円 介護保険事業…収入62億51万円/支出61億2,445万円 後期高齢者医療事業…収入8億1,224万円/支出8億1,170万円 注:国民健康保険事業特別会計は、収支不足を翌年度の歳入予算を繰り上げて対応しました。 収入と支出の差額はどうするの? 翌年度事業の財源に使われるほか差額の2分の1以上は財政調整基金(自由に使える市の貯金)に積み立てられます。令和元年度末の財政調整基金残高は2億1,936万円で前年度末2億1,433万円と比べほぼ横ばいです。ちなみに、近隣の旭市は約96億円、匝瑳市は約27億円、香取市は約62億円の財政調整基金があります。  一般会計歳出 一般会計は、福祉や教育など基本的な行政サービスを行うための会計です。 歳出239億6,941万円 民生費79億2,366万円(33.1%) 衛生費39億794万円(16.3%) 公債費30億2,146万円(12.6%) 総務費28億1,052万円(11.7%) 教育費27億6,038万円(11.5%) 土木費14億1,969万円(5.9%) 消防費9億7,700万円(4.1%) 農林水産業費4億5,690万円(1.9%) そのほか6億9,186万円(2.9%) 用語の説明 民生費…高齢者や障害者、子育て支援など主に福祉のために使われるお金 衛生費…ごみ処理や水道、病院、健診など保健衛生や健康増進などに使われるお金 公債費…市が借り入れた地方債などの返済に使われるお金 総務費…人事管理、財産管理、地域振興、税務事務などに使われるお金 市債現在高 市の借金…市債(学校や道路などの整備に国や銀行などから借りたお金)の令和元年度末現在高は、一般会計と特別会計、公営企業会計の総額で441億5,847万円。前年度末に比べ12億8,666万円減りました。 会計名…令和元年度末/平成30年度末/増減額 一般会計…269億,8,241万円/277億9,987万円/マイナス8億1,746万円 下水道事業特別会計…113億7,164万円/118億5,050万円/マイナス4億7,886万円 水道事業会計…54億3,322万円/54億3,270万円/52万円 病院事業会計…3億7,120万円/3億6,206万円/914万円 合計…441億5,847万円/454億4,513万円/マイナス12億8,666万円 健全化判断比率 5つの比率で財政の健全度を判断する比率…数値は基準を下回っていますが、県内54市町村の中で、実質公債費比率・将来負担比率ともに53位ともっとも悪いレベルです。市の財政は非常に厳しい状況です。 指標…銚子市/早期健全化基準/財政再生基準 実質赤字比率(一般会計の赤字割合)…なし/12.82%/20.0% 連結実質赤字比率(市のすべての会計の赤字割合)…なし/17.82%/30.0% 実質公債費比率(借金の返済に窮してないか)…13.2%/25.0%/35.0% 将来負担比率(将来世代にツケを先延ばししていないか)…137.0%/350.0%/なし ●公営企業はいずれも資金不足は生じず、資金不足比率は生じませんでした。