2020.8 広報ちょうし9面 国民年金保険料の免除申請受付中 問い合わせ 保険年金室 電話24-8956 経済的な理由などで国民年金保険料を納めることが難しい場合は、申請すれば納付が免除か猶予される場合があります。申請時点から2年1か月前までさかのぼって申請できます。新型コロナウイルス感染症の影響で納付が難しくなった場合も申請できます。 保険料を免除します 免除額は、全額・4分の3・半額・4分の1のいずれかです。本人、配偶者、世帯主の前年所得で判定されます。全額免除以外は、減額後の保険料を納付しないと未納期間になります。 納付を猶予(50歳未満の人が対象) 本人、配偶者の前年所得で判定されます。 学生の方は学生納付特例制度を利用できます。くわしくはお問い合わせください。 申請手続きに必要なもの ●前年所得で審査されます。申告が済んでいない人は、収入を申告してください。 ●マイナンバーカードか通知カード ●年金手帳か基礎年金番号のわかるもの ●印かん(朱肉を使うもの) ●失業(退職)が理由の場合は、雇用保険受給資格者証、雇用保険被保険者離職票など公的機関の証明書の写し ●窓口に来る人の顔写真付き本人確認書類。ない人は本人確認できる書類を2点 市長コラム68【オール銚子で洋上風力推進!】銚子市長 越川 信一 再エネ海域利用法に基づいて、洋上風力発電の整備を優先的に進める「促進区域」に「銚子市沖」が正式に指定された。合わせて、銚子市漁業協同組合、銚子商工会議所、銚子市の3者の出資によるメンテナンス会社「銚子協同事業オフショアウインドサービス株式会社」の設立を決定。資金の地域内循環を促進し、洋上風力発電事業の効果を地域に波及させ、地域経済の活性化と雇用の創出につなげるため、「オール銚子」の体制で取り組むことを確認した。銚子の大きなビジョンである「海を拓く」事業が大きく前進することになる。 促進区域は、銚子市沖の約39・5平方キロメートル。着床式の風力発電施設で、出力17万キロワットから47万キロワットの出力量を想定する。1基1万キロワットの風車であれば、17本から47本が立つ計算。今後、公募占用指針が示され、1年程度をかけて発電事業者の選定手続きが進められ、稼働後は20年以上にわたって発電事業が実施される。 銚子は、水揚げ量9年連続日本一を誇る漁業のマチだ。「漁業との共存共栄」の理念をもって漁業振興に具体的に取り組むこと、地元の産業界と連携・協力し洋上風力発電を地域経済の活性化へとつなげること、名洗港を利活用することを強く希望したい。促進区域の近くには「名勝・天然記念物」である屏風ケ浦がある。美しい海岸景観と調和し、周辺環境に配慮した、観光資源としても魅力的な風車の配置にも期待する。 洋上風力発電事業を漁業振興・産業振興・経済発展につなげる「銚子モデル」を実現するため、オール銚子で全力で取り組んでいきたい。