熱中症とは、温度や湿度が高い中で、体内の水分や塩分(ナトリウムなど)のバランスが崩れ、体温の調節機能が働かなくなり、体温上昇、めまい、体のだるさ、ひどい時には、けいれんや意識の異常など、さまざまな障がいを引き起こす症状のことです。
高温時の農作業は、熱中症を引き起こしやすいため、十分に注意して作業を行いましょう。
通気性の良い服と帽子で、直射日光を避けましょう。
その他にも、冷却グッズ(保冷剤をくるんだタオルや空調服など)を活用して、体温低下に努めましょう。
のどが渇く前に、こまめに水分の補給を行いましょう。
また、汗は体内の塩分も一緒に排出します。体内の塩分が少なくなると、脱水状態になりやすくなりますので、水分と併せて塩分の補給も心がけましょう。
単独作業は極力避け、複数人での作業を心掛けましょう。
やむを得ず単独作業をする場合は、家族や近所の人に作業場所や帰宅予定時刻を伝えましょう。
作業はなるべく暑い時間帯を避け、朝夕に集中して行うようにしましょう。
体調が悪いときには無理をせず、できる限り作業を控えましょう。
MAFFアプリは、農・林・漁業に携わる人に役立つ情報を農林水産省から直接お届けするスマートフォン用アプリです。
MAFFアプリには、熱中症警戒アラートが発表された場合、当日の朝に自動で通知される機能がありますので、ご活用ください。