平成29年3月市議会定例会の閉会にあたり、ごあいさつを申し上げます。
今期定例会の期間中、本会議、委員会を通じ、活発なご議論と慎重審議のうえ、平成29年度一般会計予算をはじめとした全議案について、議決をいただきありがとうございました。
今議会では、引き続き、財政健全化、地方創生、市立病院、少子高齢化、人口減少対策など、山積する重要課題について、率直なご指摘、ご提案をいただきました。
ご意見を真摯に受け止め、今後、適切に対応してまいりたいと思います。
施政方針でも申し上げましたが、平成25年5月就任以来、「対立の政治」を「対話の政治」に変える。「分断の政治」を「融和の政治」に変える。違いを越えたオール銚子の連携力で銚子の未来を切り開く。その思いで「財政再建」「病院再生」という目の前の大きな課題に取り組んできました。
結果、平成27年度の一般会計決算は、実質単年度収支で5年ぶりに黒字に回復しました。市立病院の経営に関する赤字額も、平成24年度の8.4億円から平成28年度は2.7億円程度に縮小する見込みです。
しかし、平成29年度も厳しい財政状況が続きます。市立病院の経営もまだまだこれからです。「財政再建」「病院再生」の歩みを確かなものにし、銚子創生を実現させなければなりません。
「対話」による政治の安定と連携で「銚子創生」を実現させる。これが、新たな任期に臨む私の決意です。
議員の皆さま方とともに「財政再建」と「病院再生」、「銚子創生」を実現させていきたいと思います。よろしくお願い申し上げます。
結びに、議員各位、市民の皆さま方のこれまでの市政に対するご理解とご協力に感謝申し上げますとともに、今後も変わらぬご支援、ご協力をお願い申し上げ、また、皆さま方のご健勝を心からご祈念申し上げ、閉会にあたっての挨拶といたします。
ありがとうございました。
平成29年3月17日 銚子市長 越川信一