ページ目次
令和2年4月に「高齢者の医療の確保に関する法律」が改正され、市町村が高齢者の保健事業と介護予防を一体的に実施するための体制が整えられました。
銚子市では国の方針を受け、健診結果等を活用した高齢者の保健事業と介護予防の一体的実施事業を健康づくり課、市民課保険年金室、高齢者福祉課が連携し、令和2年10月から実施しています。地域の関係機関と協力し、フレイルを予防し、高齢者が住み慣れた地域で健康的な生活を送ることができるような体制づくりに取り組んでいきます。
年齢に伴い、筋力や心身の活力が低下した状態のことです。健康な状態と要介護状態の中間の状態であるため、フレイルになった初期の段階で気づくことで健康な状態に戻り、維持することが可能です。食事や運動、病気の治療、社会活動への参加により、フレイルを予防しましょう。
体重減少などがある方に対して、管理栄養士・歯科衛生士が食事や口腔に関する相談を実施します。食事面だけでなく、健康運動指導士による運動実習もご案内します。
口腔機能低下のリスクがある方や歯科未受診の方に対して、歯科衛生士が個別相談を実施します。
集団健診の結果、血圧・血糖・脂質・腎機能のいずれか要受診判定の方のうち、内科未受診者へ受診を勧めます。
前年度に医療受診・介護サービス利用・健診受診が全てなかった方に対して調査票を送付します。返信結果に応じて事業を案内します。返信が確認できない方に対して、電話や訪問で状況確認、健診受診を案内します。
保健師・管理栄養士・歯科衛生士がそれぞれ健康教育を実施しています。
フレイルに関する啓発、調査票によるセルフチェック、低栄養予防、オーラルフレイル予防に関する講話を実施しています。
銚子市保健福祉センターや文化祭など、地域イベントの場において、個別相談コーナーを設け、フレイルに関する啓発を行っています。