このページは、JavaScriptを使用しています。 銚子市生涯学習ガイド〜犬吠埼の自然【磯の生物】〜

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磯の生物


銚子の海藻

海藻は種類が多く、主なものは緑藻、褐藻、紅藻に分けられます。これらは花が咲かず種子のできない植物です。これとは別に、陸上の植物と同様に根、茎、葉の区物があり、花が咲き種子ができるものがあります。スガモやアマモなどで、これらは「海草」とされます。銚子の磯は狭いながら海藻の種類は多いところといわれます。暖流系の種類が多いのですが、マツモやスガモなど寒流系のものも見られます。

●潮間帯と磯の垂直分布
潮間帯と磯の垂直分布イメージ 磯は岩盤や大小の岩が集っている海岸です。
 潮が満ちると大部分が海に沈み、潮が引くと陸のように現れますが、その範囲を潮間帯といいます。
 潮間帯は豊富な生物のすみかで、潮が引いたときの磯の潮だまり(タイドプール)は観察に面白いところです。
 潮間帯の上部ほど干潮のとき空気にさらされる時間が長くて温度の変化も大きく、下部ほどその逆になります。
 そのような条件によって、潮間帯の上部から下部にかけて付着する生物の種類や生活が変わります。
 これを磯の生物の垂直分布といいます。









イソハンモン(褐藻類):潮間帯上部

イソハンモンの画像 殻状の体をしている。

ヒジキ(褐藻類):潮間帯中部

ヒジキの画像 食用にされる。乾燥すると黒くなる。

マツモ(褐藻類):潮間帯上部

マツモの画像 寒流系で銚子が分布の南限である。

アラメ(褐藻類):潮間帯下部

アラメの画像 コンブの仲間。食用にしている地方もある。

オオバモク(褐藻類):潮間帯下部

オオバモクの画像 体は長く、空気の入った袋をもつ。



平磯の海藻

干潮時の長崎の画像 干潮のときに広々と現れる平らな磯を平磯といいます。
 犬吠埼の長崎から外川にかけては平磯が続きます。
 観察にはよいところですが、沖の岩まで行こうとするのは危険です。

 左の画像は、外川の平磯

オオハネモ(緑藻類):潮間帯中部

オオハネモの画像 体は羽のような形。

アナアオサ(緑藻類):潮間帯上部・中部

アナアオサの画像 体は膜状、大小の穴がある。アオノリの代用にされることもある。

スガモ(海草):潮間帯下部

スガモの画像 寒流系で、房総半島が分布の南限。

コトジツノマタ(紅藻類):潮間帯下部

コトジツノマタの画像 海藻こんにゃくの原料(銚子での商品名:本海そう)。

イボツノマタ(紅藻類):潮間帯中部

イボツノマタの画像 海藻こんにゃくの原料(銚子での商品名:新海そう)。

フクロフノリ(紅藻類):潮間帯上部

フクロフノリの画像 食用にされる(銚子での商品名:ノゲノリ)。




磯の動物

 犬吠埼の磯にはたくさんの動物がいます。岩につく動物は、同じく岩につく海藻の少ないところで多く見られます。アラレタマキビやベッコウザラガイのように微小な海藻を餌にしているものもいます。岩の上のほう、飛沫帯、タイドプール、転石の下、岩の陰など、場所ごとにさまざまな種類が観察されます。

タマキビとアラレタマキビ(巻き貝類):潮間帯上部

タマキビとアラレタマキビの画像 岩の上のほうにいて海水につかることを嫌う。

ベッコウザラガイ(巻き貝類):潮間帯上部

ベッコウザラガイの画像 皿のような貝殻。岩に張りつく。

カメノテ(甲殻類):潮間帯上部

カメノテの画像 甲殻類とは思えない形をしている。

フジツボ類(甲殻類):潮間帯上部

フジツボの画像 クロフジツボ(大形)とイワフジツボ(小形)。カメノテ同様に甲殻類とは思えない形。

イボニシ(巻き貝類):潮間帯上部

イボニシの画像 環境ホルモンの影響が指摘された貝。地元ではトンガラシベーボという。

マガキ(二枚貝類):潮間帯中部・下部

マガキの画像 潮間帯下部の岩についている。

ムラサキインコガイ(二枚貝類):潮間帯上部・中部

ムラサキインコガイの画像 帰化種のムラサキイガイ(ムールガイ)に似ている。

ダイダイイソカイメン(海綿動物):潮間帯下部

ダイダイイソカイメンの画像 岩陰に張りついている。

イトマキヒトデ(棘皮[きょくひ]動物):潮間帯下部

イトマキヒトデの画像 体の色には変化がある。

ウメボシイソギンチャク(刺胞[しほう]動物):潮間帯下部

ウメボシイソギンチャクの画像 岩の陰で見られるイソギンチャク。

アメフラシ(軟体動物、腹足類):潮間帯下部

表面に貝殻はないが巻き貝の仲間、ウミウシとも呼ばれる。右の卵塊はウミゾウメンと呼ばれる。
アメフラシの画像アメフラシの卵塊の画像

イワガニ(甲殻類):潮間帯上部・中部

イワガニの画像 カニも種類が多い。これは普通に見られるカニ。

ヨロイイソギンチャク(刺胞動物):潮間帯下部

ヨロイイソギンチャクの画像 体に小砂利をまとってよろいのようだ。

バフンウニとキタムラサキウニ(棘皮[きょくひ]動物):潮間帯下部

バフンウニとキタムラサキウニの画像 犬吠埼にいる2種類。キタムラサキウニ(下)は寒流系のウニ。



犬吠埼の自然

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