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銚子の文化遺産【記念物・史跡】

余山貝塚[よやまかいづか]

【指定区分】市指定 史跡 【所在地】銚子市余山町353-1 【所有者】私有地

余山貝塚 余山貝塚は、利根川に注ぐ高田[たかだ]川東岸の標高約7メートルの砂丘上の集落によって形成された長軸約140メートル、短軸約70メートルの広がりを持つ貝塚です。
 貝塚は縄文時代後期から晩期を中心にして形成されていますが、弥生、古墳、奈良・平安時代に至る遺構や遺物も出土しており、原始から古代の長期間にわたって継続した遺跡です。
 余山貝塚は明治時代中頃から多量の人骨や遺物が出土することで考古学界に知られるようになり、考古学史上著名な貝塚のひとつです。貝塚は、チョウセンハマグリが主体として構成され、その他の貝も鹹水[かんすい]産であることから貝塚形成時は太平洋に面していたと考えられています。

余山貝塚出土土器 出土した遺物は土器のほかに土製耳飾り、大量の貝輪[かいわ]、各種の石器及び骨角器[こっかくき]類などがあります。
 また、貝塚から出土した土偶[どぐう]一箇が国指定重要文化財に指定され、現在は兵庫県西宮市の辰馬考古資料館に所蔵されています。
 貝塚には吉野長太郎が昭和8年に建立した「コロポッグル喰ひ遺したり四千年」の石碑があります。



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